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同時に新監督が誕生する巨人・阪神。気になる過去の成績は?

 日本を代表するプロ野球チームといえば、やはり巨人と阪神。ホーム球場のキャパシティの有利さもあるとはいえ、主催試合の観客動員数は毎年、巨人と阪神のワンツーが定番となっている。

 その両チームが、来年は新監督の下で戦っていくことが明らかになった。

 阪神は4年間指揮を執った和田豊監督が退任し、金本知憲新監督へ。巨人も10年続いた第2次原政権に終止符を打ち、新監督へと移行する。本稿執筆時点では、高橋由伸に候補を一本化した模様だ。


GT監督が同時に替わったシーズンの成績は?


 両チームのファン、とりわけ熱狂的なことで知られる虎党は、連続フルイニング出場のギネス記録を持つ鉄人・金本監督に、早くも大きな期待をかけているに違いない。

 しかし、2リーグ制となった1950年以降、巨人と阪神の監督が同時に替わったことが4回あり、そのシーズンの両チームの成績はこうなっている。

【1950年】

3位・巨人…水原茂
4位・阪神…松木謙治郎

【1975年】
3位・阪神…吉田義男
6位・巨人…長嶋茂雄

【2002年】
1位・巨人…原辰徳
4位・阪神…星野仙一

【2004年】
3位・巨人…堀内恒夫
4位・阪神…岡田彰布

 見ての通り、巨人が優勝1回を含めて3回Aクラスに入っているのに対し、阪神は3位が1回、4位が3回と、苦戦を強いられているのだ。

 今季は終盤まで優勝争いを演じながら2位と3位で、CSでも勝ち上がれなかった両チームだけに、新体制をきっかけとして巻き返しを図りたいところだが、巨人はともかく、阪神は果たして…。

 金本監督率いる新生タイガースは、コーチ陣もフレッシュな顔ぶれに刷新される予定で、2軍監督には掛布雅之氏の就任も発表されている。上記のネガティブデータを吹き飛ばす快進撃を期待したい。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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