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楽天・過酷すぎる真夏の優勝戦線。松井稼頭央のオーラとオコエ瑠偉の突破力でギンギラギンな夏にしたい

楽天・過酷すぎる真夏の優勝戦線。松井稼頭央のオーラとオコエ瑠偉の突破力でギンギラギンな夏にしたい

 楽天とソフトバンクの激しい一騎打ちが続くパ・リーグの優勝争い。楽天は第4コーナーに入る後半戦、正念場を迎える。

 オールスター明けは、7週連続で6連戦が続く日程が控えている。猛暑がやってくるといわれる8月は31日間で27試合が組まれている。しかも、そのなかで空調完備が整った「体にやさしい完全ドーム球場」での試合はわずか3試合のみ。

 球団2度目の栄冠は、厳しい気象条件や連戦続きの疲労との戦いを乗り越えたその先に待っているのだ。

今後必要になる「ベテランの経験力」と「若手の突破力」


 楽天の過酷な後半戦を助けるのは「ベテランの経験力」と「若手の突破力」になるはずだ。選手層の厚い若鷹軍団を倒すには、楽天の選手全員が文字通り一丸になる必要がある。となると、特に前述の2要素がもたらすものは大きい。

 そこで提案したいのは、かつてトリプルスリーを記録したレジェンドと、未来のトリプルスリー候補と睨むプロ2年目のドラ1の積極起用である。

 そう! 松井稼頭央とオコエ瑠偉をもっと上手く使ってほしい! 筆者にあるのはこの一念なのだ!

ファンが見たいのは、41歳のギンギラギンな夏だ!


 今シーズンの松井稼は主に代走などで25試合に出場。限られた出場に甘んじている。しかし、2013年の日本一は、そもそも松井稼が2010年オフに楽天をNPB復帰先に選んだことから始まった。

 「Burn!」を持ち込み、勝利の大切さ、厳しさをチームに植えつけた功労者の力と経験は、真夏の優勝戦線に絶対に必要になるはずだ。

 松井稼の珠玉の槍働きは今なお健在。スタメン出場の9試合では打率.308を残している。6月13日ヤクルト戦で見せた3安打、5打点はまだ記憶に新しい。6月26日オリックス戦では1点を追う9回、もう後がない瀬戸際でオリックスのクローザー・平野佳寿から代打同点打を放った。

 出場した25試合では、アマダーの代走が10試合と多いのだが、そんなメキシコの怪人は239打席を与えられながら打率.215といまだに低空飛行。助っ人のムラッ気ある打棒よりも、出場機会に飢えている41歳のギラギラした暑い夏を見たいと思うのは、筆者だけではないはずだ。


2軍で元気爆発。「スター候補生」オコエの1軍合流はあるか!?


 「二十歳の夏」を迎えるオコエ瑠偉にも夢がふくらむ。今シーズンは年初に私生活で週刊誌を騒がせ、2月に右手骨折の手術を受けるなど大幅に出遅れた。イースタン・リーグでの出場も6月中旬に入ってから。

 しかし、そこからのロケットスタートは内容が特濃。主に1番で起用され、65打席で打率.333。1試合複数安打を放つゲームも多く、21安打中、センターから右方向への打球がじつに17本。課題の打撃でも進境をみせている。

 経験に裏打ちされたベテラン・松井稼のオーラと、若武者・オコエならではの物怖じしない無敵な雰囲気。これぞナインをさらに結束させ、今以上に勢いを加速化させる「優勝ファクター」なのだ。

(※成績は7月10日現在)


文=柴川友次
NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がった信州上田に在住。郷里の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる、楽天押しの野球ブロガー。開幕前から楽天有利、ホークス不利の前半戦日程を指摘、イーグルス躍進の可能性を見抜いた。

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