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2014甲子園・第4日〜第7日のみどころ、注目ポイントをここだ!

■第4日:8月12日(火)予定
第1試合:東海大甲府(山梨)vs佐久長聖(長野)

 隣接する県同士の対戦となった。8、9回で5点差を逆転した東海大甲府は中堅手の望月大貴に注目。山梨大会の打率が6割超で、俊足を活かした守備範囲の広さは、外野が広い甲子園ではさらに目立つはずだ。

 佐久長聖は、長野大会準決勝、決勝で9回に勝ち越し打を放った主将の浜龍太郎の勝負強さが光る。投手陣は右の両角優と左の寺沢星耶の二枚看板だ。

第2試合:九州国際大付(福岡)vs東海大四(南北海道)

 破壊力抜群でとにかくデカい九州国際大付打線に向かっていく東海大四の168センチエース・西嶋亮太。群を抜く制球力と多彩な変化球、そして打者の目を狂わす超スローボールで強力打線に立ち向かう。

 3番遊撃手・古澤勝吾、4番捕手・清水優心と攻守に注目されるドラフト候補を擁する九州国際大付。他にも2年生ながら注目スラッガーの山本武白志などバラエティーに富んだメンバーだ。この布陣を率いるのは同校での指揮は今大会がラストとなる若生正廣監督。有終の美を飾ることはできるか?

第3試合:聖光学院(福島)vs神戸国際大付(兵庫)

 8年連続出場の聖光学院は、歳内宏明(阪神)や園部聡(オリックス)のような目玉選手はいないが、守っては福島大会1失策、準決勝まで無失点。攻めては足を使える選手が多く、3番・柳沼健太郎と4番・安田光希のバットで還す。2年生の控え投手・今泉慶太は182センチの大型右腕。甲子園だけではなく、今後も見守りたい選手だ。

 夏は初出場となる神戸国際大付。度重なるケガから復帰し、抜群の奪三振率で兵庫大会を投げ抜いた黒田達也。そう簡単に三振を取れない聖光学院打線に対してどんな投球をするのか注目だ。打撃も投球も力感に溢れる高橋優のプレーも期待を集める。

第4試合:小松(愛媛)vs山形中央(山形)

 名将・宇佐美秀文監督の積極采配と全員野球で甲子園初出場となった小松。中盤から終盤にかけて、得点、逆転していくのが勝ちパターンだ。

 1試合平均9点を取る小松打線と対するのはドラフト候補にリストアップされる石川直也と佐藤僚亮の山形中央投手陣。2年生左腕の佐藤も3年生右腕の石川も山形大会ではイニング以上の奪三振を記録している。



■第5日:8月13日(水)予定
第1試合:明徳義塾(高知)vs智辯学園(奈良)

 明徳義塾・岸潤一郎と智辯学園・岡本和真の対戦は今大会屈指のマッチアップだ。他にも岸vs智辯学園打線も、智辯学園の投手陣vs打者・岸潤一郎、という視点でも非常に楽しみが詰まった一戦といえる。

 また、明徳義塾には「代打屋」田中秀政がおり、高知大会ではすべて代打で4打数3安打という脅威の成功率で7打点を稼いだ。決勝戦の決勝点も田中のバットから生まれた。どのタイミングで馬淵史郎監督が「代打田中」を告げるのか、試合を決する交代になるかもしれない。

第2試合:開星(島根)vs大阪桐蔭(大阪)

 山陰の大型チーム・開星が大阪3連覇の大阪桐蔭に挑む。
 開星は3本塁打を放った4番の池田成輝を中心に上位打線は4割、5割の打率を誇る。投げては恩田和季、持田隆宏、宮川公佑といずれも三振が奪える投手が揃っている。メンバーのほぼ全員が、「身長−100」の数字よりも体重が重く、大阪桐蔭にも力負けはしないだろう。

 今年の大阪桐蔭の核になるのは2番二塁手・峯本匠だ。西谷浩一監督からの信頼も厚く、2番ながらチームトップタイの3本塁打を記録する。もちろん、小技や足を生かした攻撃も可能で、1番を打つ中村誠とともに、何をしてくるかわからない恐怖を覚えさせる。

▽2回戦
第3試合:二松学舎大付(東東京)vs海星(長崎)

 二松学舎大付は秦匠太郎がドラフト注目選手だが、東東京大会では不調から下位打線を打つことが多かった。復調して甲子園でも下位打線に置かれた場合、そこで飛び出す長打は相手にとって脅威となる。遊撃手の竹原祐太も好選手で、勝負所で打席が回ってくる強運も持っている選手だ。また、「11度目の正直」に大きく貢献した1年生バッテリーの投手・大江竜聖、今村大輝の活躍も見逃せない。

 海星は4番を務める平湯蒼藍など2年生が主体のチームだが、要所で3年生が活躍したバランスが良いチーム。


■第6日:8月14日(木)予定
第1試合:鳴門(徳島)vs近江(滋賀)

 地方大会では打ちまくってきたチーム同士の対戦となる。そこでポイントとなるのは投手だが、鳴門は徳島大会のほとんどを左腕・河野竜生を中心に、185センチ右腕の中山晶量、同じく右腕の尾崎海晴という1年生の3投手に任せてきた。近江のエースは2年生の小川良憲。140キロ台のストレートにスプリットやスライダーで三振を奪うスタイルだ。

第2試合:城北(熊本)vs東海大望洋(千葉)

 城北の諸富将士は193センチという身長に加え、長い腕から投げ下ろす角度が魅力の投手。だが、体ができていないことや、他にも安武勇輝や大西兼人と計算できる投手がいるので、少ない登板機会は見逃さないようにしたい。

 城北投手陣に襲いかかりたい東海大望洋打線。どこからも得点できるが、勢いをつけるのは1番の鈴木将平だ。見る者にフルスイングの爽快感を教えてくれるほど強烈なスイングを持つ。1年生ながら、5番捕手を担っている峯尾京吾にも注目だ。

第3試合:東海大相模(神奈川)vs盛岡大付(岩手)

 神奈川大会決勝で吉田凌が20奪三振を奪ったことで、それまで以上に「140キロを超える投手が4人もいる」ことが注目されるようになった。その投手力に加え、打力も向上したことで、東海大相模らしい「攻めて攻めまくる」という野球が見られた。

 対する盛岡大付の松本裕樹の評価もうなぎのぼりだ。投げては150キロに到達し、多彩な変化球で惑わすこともできる。打っては、チャンスにめっぽう強く、本塁打がほしい場面でスタンドまで持っていく力もある。ドラフト候補の競演を見逃してはならない。

第4試合:角館(秋田)vs八頭(鳥取)

 危なげない試合運びで昨年の秋田大会決勝、延長15回で敗れた悔しさを晴らした。エース・相馬和輝と捕手・千葉天馬のバッテリーは阿吽の呼吸でテンポよく試合を作る。

 八頭は春季大会以降にケガ人が続出し満足な準備ができなかったが、チームの危機が逆に一体感を生み、鳥取を制した。捕手の西垣将喜は決勝戦で試合を決めたタイムリーを打っただけでなく、マウンドにも立つ。1試合2本塁打を打った大久保諒平のバットがチームに勢いを与える。



■第7日:8月15日(金)予定
第1試合:沖縄尚学(沖縄)vs作新学院(栃木)

 近年、甲子園常連校の戦いだ。「琉球のライアン」と呼ばれることが普通になってきた山城大智は、沖縄大会で30回を投げ1失点。与えた四死球は3つだけという、沖縄では敵なし、という結果を残した。あとは打線が爆発するのみだ。

 4年連続出場の作新学院は左の軟投派・藤沼卓巳と右の速球派・朝山憲広の継投でしのいできた。打線は、遊撃手の添田真海を中心に巧打者と機動力を使える選手が多い。31歳だが、すでに甲子園で10勝をしている小針崇宏監督がどのように動かしてくるか。そして、沖縄尚学の比嘉公也監督も33歳と若い監督同士の対決でもある。

第2試合:八戸学院光星(青森)vs武修館(北北海道)

 八戸学院光星は北條史也(阪神)の弟・北条裕之からはじまる打線はつなぐ意識が強い。投手は制球力がある中川優に、八木彬、呉屋開斗とすべて2年生。八木と呉屋がスケールアップしてくれば、おもしろい陣容になる。

 武修館のキープレーヤーは志賀和冴だ。パワフルな打撃に、2年生投手陣をうまくリードし、チームを落ち着かせる。ちなみに、小林正人監督は今年の4月に監督に就任したばかりの27歳。今大会で一番若い監督だ。

第3試合:関西(岡山)vs第1日勝者から抽選

 攻撃的なスタイルに定評のある関西。5試合で44得点を奪った攻撃力が光る。1番で主将の逢澤崚介と4番の小郷裕哉はうまい打撃に加え、足という大きな武器も魅力だ。その間で打つ3番・土井慎二はパワーもあり、岡山大会で打率.625という好成績を残した。

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