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中日ドラゴンズの『こんなもんじゃない選手名鑑』

伊藤 準規  Junki Ito


岐阜城北高→中日
22歳・5年目(08年D2位)
186センチ72キロ/右投左打/投手
2012年成績
1軍――2試合 1勝0敗0S 防御率0.93
2軍――8試合 1勝1敗0S 防御率4.50
2013年に求める役割…レギュラー
MAX活躍イメージ……涌井秀章(西武)
■アマ時代/高校2年夏の県大会でノーヒットノーランを達成。長身の体を大きく使った正統派の美しいオーバーハンドで、最速147キロは一級品の球筋だった。
■プロ入り後/背番号18を授かりながら、通算4年で15試合は寂しい。結局、常にケガがちで、1軍でも2軍でも投げている姿がレア。昨年も右ヒジ違和感で出遅れた。ただ、最後にCSファイナルステージで巨人相手に好投し鮮烈アピール。普通にやればこれぐらい当然だ。


福田 永将  Nobumasa Fukuda

横浜高→中日
25歳・7年目(06年高D3位)
181センチ80キロ/右投右打/捕手
2012年成績
1軍――49試合 打率.176 1本塁打 2打点 0盗塁
2軍――31試合 打率.347 3本塁打13打点19盗塁
2013年に求める役割…起爆剤
MAX活躍イメージ……和田一浩(中日)
■アマ時代/シニア時代、1試合3本塁打するなど右に左に放物線を描く姿を見て、こういう選手がプロになるんだと思った。米国遠征すればMLBスカウトも興味を示し、高校でも通算49本塁打と打ちまくったスラッガー。
■プロ入り後/努力は間違いなくしているし、考えてもいるが、期待に添える結果が出ない。少し難しく考えすぎてないか。来た球を思い切り打ち返す、あの頃みたいにシンプルに。持ち味はその豪快な打力なのだから!


堂上 直倫  Naomichi Donoue

愛工大名電高中日
25歳・7年目(06年高D1位)
184センチ82キロ/右投右打/内野手
2012年成績
1軍――116試合 打率.210 0本塁打11打点1盗塁
2軍―― 2試合 打率.125 0本塁打1打点0盗塁
2013年に求める役割…レギュラー
MAX活躍イメージ……元木大介(元巨人)
スイング矯正で人生変えよ
■アマ時代/高校通算55本塁打を記録したスラッガー。同学年のドラフト候補だった坂本勇人(現巨人)よりも世間の評価は上だった。
■プロ入り後/6年目を終え、通算127安打、7本塁打。「ドラフトで堂上を抽選で外したおかげで、外れ1位で坂本がとれた。よかった!」と巨人ファンが胸を撫で下ろす状態が続いている。守備はすでに1軍レベル。カット気味に外から入るスイング軌道が修正できれば、きっと人生は大きく変わる。


高橋 周平  Shuhei Takahashi

東海大甲府高→中日
19歳・2年目(11年D1位)
180センチ85キロ/右投左打/内野手
2012年成績
1軍――41試合 打率.155 2本塁打 3打点0盗塁
2軍――68試合 打率.240 7本塁打38打点2盗塁
2013年に求める役割…レギュラー
MAX活躍イメージ……阿部慎之助(巨人)
■アマ時代/高校通算71本塁打を放ち「高校ナンバーワンスラッガー」と高い評価を受けた。衝撃の一発は、AAAアジア野球選手権の決勝、木製バットで放り込んだ韓国戦での先制2ラン。高い技術力は、チームメートに「周平は別格」と言わせるほどだった。
■プロ入り後/高卒1年目で2本塁打と、長距離砲の片鱗を見せる。統一球に広いナゴヤドームと長距離砲にはきつい環境だが、克服するだけの能力を持っている。


吉川 大幾  Daiki Yoshikawa

PL学園高→中日
21歳・3年目(10年D2位)
175センチ70キロ/右投左打/内野手
2012年成績
1軍――3試合 打率.500 0本塁打1打点0盗塁
2軍――58試合 打率.175 0本塁打0打点3盗塁
2013年に求める役割…起爆剤
MAX活躍イメージ……松永浩美(元オリックスほか)
■アマ時代/走攻守+超高校級の意識の4拍子が揃っていた。中学球界のスター勧野甲輝(楽天)に大いに刺激を受け伝説の猛練習でのし上った。崩されてもヘッドが生きたスイングで体以上に飛ばした。
■プロ入り後/1年目は自主トレの長距離走で独走したことが話題になった程度。2年目はスイッチにも挑戦し、秋には1軍初打席でタイムリー。体がもう一回り大きくなれば、テスト生から猛練習でスターの座をつかんだ松永浩美タイプに。


【レギュラークラスでもこんなもんじゃない!】

平田 良介  Ryosuke Hirata

大阪桐蔭高→中日
25歳・8年目(05年高D1位)
177センチ88キロ/右投右打/外野手
2012年成績
1軍――91試合 打率.216 11本塁打32打点1盗塁
2軍――23試合 打率.224  1本塁打 4打点2盗塁
2013年に求める役割…レギュラー
MAX活躍イメージ……中村紀洋(DeNA)
■アマ時代/高校通算70本塁打を記録した超高校級スラッガー。バットのヘッドを捕手に向かって突き出す、型にはまらない構えが好きだった。
■プロ入り後/通算196安打、25本塁打の大部分を過去2年で記録。「平田もようやく出てきた」と言う声も聞くが、これで満足しては平田の才能に失礼だろう。課題である配球を読んだ打撃を向上させ、3割2分、30本の数字を叩き出すまでは、「こんなもんじゃない」と言い続けます。


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