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村田修一を追え! 生活感あふれる「村田語録」、BCキング・カラバイヨとの対決に注目!!

村田修一を追え! 生活感あふれる「村田語録」、BCキング・カラバイヨとの対決に注目!!

 2017年、巨人で不遇を受け、「本人のため」と戦力外に。そのまま手を挙げるNPB球団がなく、今年3月にBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木)に入団した村田修一。登録期限の7月末までにNPB復帰を目指す村田修一の再起と挑戦を追っていきたい。

 BCリーグ開幕から4月20日まで7試合中4試合に出場。待望の初安打も飛び出し、11打数2安打3打点、5四死球を記録している。まだ、成績を語る段階ではないが、調子を上げていってほしい。

(※成績は4月20日現在)

37歳、初めての一人暮らし


 村田といえば、持ち前のコメント力も魅力だ。巨人時代はテレビ番組『ズームイン!! サタデー』の宮本和知氏(元巨人)の人気コーナー「ズムサタ プロ野球熱ケツ情報」で幾度も登場。常に自分の言葉を巧みに使ったトークで番組を盛り上げていた。

 その軽妙なトークは栃木でも健在だ。まず、注目を浴びたのは「一人暮らし」。大学、プロでは寮生活。結婚が早かったこともあり、37歳にして単身赴任で初めての一人暮らし。テレビ番組などもその姿を追っているが、「(ゴミは)朝8時までに出さないといけない」といったそこでのコメントも秀逸だ。

 たどたどしい家電製品の使い方も「持ちネタ」。「当初は家電製品の使い方がわからなかった」と、写真週刊誌『FRIDY』の取材陣に明かし、「ボタンがいっぱいあって」とオジサンぶりを軽妙に語っている。

 日本大学時代は同級生の館山昌平(ヤクルト)に夜食を作ってもらっていたエピソードが有名な村田だが、ついに自炊も始めたという。

 多くの人が20歳前後で経験する初めての一人暮らし。村田のコメントは目線を視聴者、読者の「あの日、あの頃」に落とし、不思議な共感を生む。独立リーガーとしての厳しい現状を伝えながらも決して暗くはならない。これからも各メディアで飛び出す村田の名言、珍言をウォッチしていきたい。

 ちなみに部屋は3LDK。てっきり田園風景に似つかない山形県の超高層マンション、スカイタワー41のような「いきなりブルジョワ」な部屋を借りて、栃木で生活するイメージをしたが、テレビ画面で見る限りは地方都市の新婚夫婦が住むような庶民的な部屋で、なぜか小市民の筆者の村田好感度は上がった。

強力なライバルはカラバイヨ


 村田の動向を追うためにBCリーグをチェックしていると、強力なライバルの存在に気が付いた。独立リーグのレジェンド、群馬ダイヤモンドペガサス(以下、群馬)のカラバイヨである。2010年途中から2011年、2015年にオリックスでプレーした元NPB選手だ。

 2009年に四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスに入団し、いきなり本塁打と打点の二冠王を獲得。2010年に群馬に加入してからは、BCリーグでプレーしたすべてのシーズンで本塁打王に輝いたBCリーグのレジェンドなのだ。

 昨年までのBCリーグでの通算記録は打率.368、124本塁打、334打点。今シーズンも7試合で打率.357、5本塁打のロケットスタートで実力の差を見せつけている。

 オリックス時代も104試合(384打席)で打率.249、19本塁打、出塁率.315と決して悪い成績ではなく、ファンの間ではもっと見たいという意見も多かった。34歳とやや高齢なのはネックだが、それでも村田より年下。日本語もペラペラ、通訳要らず。群馬では打撃コーチも兼任する頼れる男だ。

 実は村田は開幕戦試合前のホームラン競争でカラバイヨと対決し、1対4で敗れている。

 村田にとってカラバイヨは、どうしてもBCリーグでの比較対象になってしまう大きな壁である。NPB通算360本塁打の実績を誇る村田だが、まずはNPB通算19本塁打の「BCキング・カラバイヨ」との真っ向勝負に勝つことが復帰への条件になりそうだ。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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