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細川成也(DeNA)らアジアウインターベースボールリーグに参戦するネクストブレイク選手たち!

【11月16日開幕】オコエ瑠偉(楽天)も参戦! アジアプロ野球チャンピオンシップの注目選手は?

 温暖な国で冬場に行われるウインターリーグ。オフシーズンということもあり、日本のプロ球団は経験を積ませるべく若手を派遣している。最近では、2015年に筒香嘉智(DeNA)がドミニカ共和国のウインターリーグに参加し、2016年の飛躍につなげた。

 季節柄、中南米やオーストラリアなど南半球で開催されているイメージが強い登竜門的なリーグだが、アジアでも行われている。2015年から始まり、今年で3回目を迎えるアジアウインターベースボールリーグだ。

 毎年、11月下旬から12月中旬にかけてレギュラーシーズン(リーグ戦)が行われ、プレーオフ、優勝決定戦を経てチャンピオンを決定する。これまで日本は2年連続で決勝に進出し、若手によるチームとはいえ強豪のプライドを見せつけた。

 そして、上林誠知(ソフトバンク)、吉田正尚(オリックス)のようにアジアウインターベースボールリーグ出場を経てブレイクする選手も多く、今年も期待せずにはいられない。

 そこで、アジアウインターベースボールリーグに参加するNPBウエスタン選抜、NPBイースタン選抜の2チームに選ばれた選手から、ネクストブレイク候補をピックアップしてみる。

偉大なる先輩を超えられるか


 今回のメンバーを見渡して、ネクストブレイク選手の筆頭候補に推したいのは細川成也(DeNA、NPBイースタン選抜)。今季、ドラフト5位の高卒ルーキーながら、春季キャンプから注目を集めた逸材だ。

 1軍デビューこそシーズン終盤の2試合だったが、プロ初安打が本塁打、さらに2安打目も本塁打という離れ業を披露。さらにCS、日本シリーズといった大舞台でも安打を放つなど、ファンも驚くスピードで成長している。

 冒頭でも触れたが「DeNA+ウインターリーグ」ときて、体格も筒香に似ているとなったら(細川:181セン85キロ、筒香:185センチ97キロ)、もう目指す道は決まったようなもの。

 DeNAの4番から日本の4番へ。そんなサクセスストーリーを歩むためにも、まずはアジアウインターベースボールリーグ制覇に貢献する活躍をしたい。

早くも芽を出した秋山二世


 野手ではもう1人、鈴木将平(西武、NPBウエスタン選抜)を挙げたい。細川と同じく高卒ルーキーの外野手だが、こちらは走攻守三拍子そろったタイプで、秋山翔吾(西武)の後継者と目されている。

 西武ファンの筆者としては、ドラフト4位という順位や、金子侑司や外崎修汰らで埋まった外野陣的を見て、しばらくはファームで育成かと思っていた。

 しかし2軍とはいえ、チーム3位の101試合に出場し、打率.280。15盗塁を記録するなど、去年まで高校生だったとは思えない活躍を見せた。ウインターリーグでのさらなる飛躍が楽しみでならない。

 西武は以前から野手がポンポン飛び出してくるチームではあるが、そのなかでも鈴木には別格な雰囲気が漂っている。


海の向こうの好投手のように


 最後は投手の注目株。プロ入り2年目の吉田凌(オリックス、NPBウエスタン選抜)に期待したい。

 東海大相模の3年時に小笠原慎之介(中日)との2枚看板で夏の甲子園優勝を果たしたが、ドラフト指名順位は1位の小笠原に対して5位。1軍での先発も小笠原に先を越され、やや水を開けられていた。

 今季は規定投球回数にやや足りなかったが、2軍で防御率2.37、6勝5敗。10月3日の日本ハム戦では初の1軍登板も果たした。結果は2回2/3で6失点と散々だったが、確かな進歩を見せている。

 あとはいかに飛躍のきっかけをつかむか。ネクストブレイク選手が巣立ってきたウインターリーグはまたとない舞台だ。

 高卒でブレイクした「バファローズ」の先発投手というとメジャーリーガーの岩隈久志(マリナーズ)がまず浮かぶが、同じように上り詰めてほしい。


次世代へ、次世代へ。尽きることのない野球の楽しみ


 西武ファンの筆者は、CSファーストステージで西武が楽天に下克上を許したときは、「しばらく野球を見たくない」と思ったものだが、普通にファイナルステージ、日本シリーズとチェックしていた自分がいた。

 あらためて「自分は野球が好きなんだ」と感じたのだが、それだけにアジアウインターベースボールリーグで12月中旬まで野球を楽しめるのは幸せだ。

 特に今回挙げた3選手の動向はつぶさにチェックしようと思う。そしてまた、新たなネクストブレイク選手の発掘にもいそしみたい。


文=森田真悟(もりた・しんご)

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