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開幕戦5連敗中。今年こそ開幕ダッシュなるか! オリックス開幕戦を予想してみた


 完全最下位という不名誉な記録を達成してしまった昨季から、なんとか浮上し優勝を狙いたいオリックス。そのためには開幕ダッシュが必要だ。今季は久しぶりの本拠地開幕。地の利を生かして開幕ダッシュなるか。

なぜか勝てない開幕戦


 たかが143分の1、されど143分の1。たった1試合といえども重要な開幕戦。この1試合が今シーズンの運命を占うといっても過言ではない。

 その開幕戦を振り返って見ると、オリックスにとっては苦しい結果が続いている。最近5年を見てみる。

■2012年
ソフトバンク 3対1 オリックス

■2013年
ロッテ 3対2 オリックス

■2014年
日本ハム 6対5 オリックス

■2015年
西武 1対0 オリックス

■2016年
西武 5対4 オリックス

 すべてビジターゲームで、すべて敗戦を喫している。特に過去4年はいずれも1点差での惜敗が続いている。

 ただ、悪いデータばかりではない。2010年は京セラドーム大阪に楽天を迎えての開幕戦。金子千尋(オリックス)と岩隈久志(楽天、現マリナーズ)の投げ合いの結果、1対0でオリックスが勝利している。その後の2試合はいずれも5対4でオリックスが勝利。開幕3連勝を果たしている。

 今季は楽天を迎えたホームゲームで開幕だ。2010年の再来となるかどうか。

開幕予想オーダーは?


 ここで気になるのは開幕のスタメンだ。オープン戦のオーダーなどを参考に予想をしてみた。

1(二塁):西野真弘
2(遊撃):安達了一
3(右翼):吉田正尚
4(DH):ロメロ
5(一塁):中島宏之
6(左翼):T−岡田
7(三塁):小谷野栄一
8(捕手):若月健矢
9(中翼):駿太
投手:金子千尋

 予想がつきにくいのは三塁手。小谷野が入るのか、それとも伊藤光が入るのか。伊藤は本来捕手だが、このオープン戦では三塁を守ることも多かった。伊藤の三塁の守備は思ったよりうまく、動きもいい。開幕スタメンで三塁・伊藤も十分ありえる。


お立ち台予想


 今季のお立ち台での決め台詞は「勝利を頂(いただき)!」と決まっている。これを選手と観客が一体となって叫ぶのだ。ホーム開幕戦でオリックスが勝利を収めることを信じて、お立ち台でこの決め台詞を叫ぶ選手も予想しよう。

 「投」のヒーローは先発・金子千尋。完投勝利でお立ち台へ。「打」のヒーローには、決勝タイムリーヒットを含むマルチ安打の活躍で中島宏之が選ばれる。

 ヒーローインタビューを終えたふたりにマイクが渡される。ふたりによるマイクの譲り合いのあと、金子がマイクを握り、観客に向かって叫ぶ。

 「勝利を頂!」

 ここからオリックスの開幕ダッシュが始まることを期待する。


文=矢上豊(やがみ・ゆたか)
関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。

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