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谷口雄也(日本ハム)が今季絶望…。復活を祈願して、ここ10年のカムバック賞受賞者を紹介!


 谷口雄也(日本ハム)が、右ヒザ靱帯損傷のため近日中に手術を受けることが判明した。術後、完治からリハビリまで時間がかかるために今季の出場は絶望的と見られている。

 谷口は「僕自身が、今後の野球人生も含めて考えて決断しました。また札幌ドームへカムバックして、応援していただいているファンの皆さんに恩返しをしたいです。一生懸命、リハビリを頑張ります」とコメント。

 過去には、大病や大ケガから見事に復活してカムバック賞を受賞した選手が何人もいる。ここ10年の受賞者を振り返って、谷口へのささやかなエールとしたい。

(球団名はカムバック賞受賞時の所属チーム)

館山昌平(ヤクルト/2015年受賞)


 館山昌平(ヤクルト)といえばケガとの闘いというイメージが強い。トミー・ジョン手術(ヒジの再建術式)を3度経験し、そのほかにも肩関節や股関節など7度にわたって体にメスを入れ、全身には151針の傷跡が残っているという。

 3度目のトミー・ジョン手術を受けた翌2015年、6月28日の巨人戦で復帰登板を果たし、7月11日のDeNA戦で1019日ぶりの勝利投手となる。

 この年に館山は6勝を挙げて、チームの14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

大竹寛(広島/2012年受賞)


 右肩痛、右でん部肉離れ、右手小指の粉砕骨折と故障続きの大竹寛(広島/現・巨人)だったが、2012年はそれらを振り払うかのような大活躍。

 前半戦で6連勝を飾り、オールスターゲームにも出場。シーズンではキャリアハイの11勝を挙げて、オフの侍ジャパンマッチでは日本代表にも選出された。

 同年に結婚を発表していたこともあり、妻の内助の功も復活を遂げた一因だったのかもしれない。


平野恵一(阪神/2008年受賞)


 オリックス時代の2006年、ロッテ戦でファウルフライを追って一塁フェンスに激突した平野恵一。胸部軟骨損傷、右腰の肉離れ、手首と右股関節の捻挫などの重傷を負った。今でも衝撃映像としてテレビなどで振り返られることもあるプレーだった。

 トレードで阪神に移籍した初年度の2008年、平野は開幕スタメンをつかみ規定打席に到達。リーグ最多犠打など攻守にわたる大活躍を見せた。

 ケガのすさまじさを考えれば、近年では珍しい野手でのカムバック賞受賞というのもうなずける。


 ちなみにここ10年でのカムバック賞受賞者はセ・リーグの上記3人のみで、パ・リーグでは該当者なしが続いている。

 ケガをしないに越したことはない。それだけに、ほかの表彰と違ってこの賞だけは、受賞者がいたほうがいいのかどうか複雑なところだ。しかし、困難を乗り越えた偉大な選手たちには心からの拍手を贈りたい。


文=サトウタカシ (さとう・たかし)

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