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◎2012シーズンのここまでの振り返り

毎週の野球界の注目ポイントを紹介していくこのコーナー。第1回となる今回は、「2012シーズンのここまでの話題」をプロ、アマ別に振り返ります。

〜プロ野球〜

1.横浜DeNA誕生
 今シーズン序盤の話題といえば、横浜DeNAベイスターズの誕生。TBSからモバイルSNSゲームなどで成長を遂げたDeNAに親会社が変わったベイスターズは、GMに高田繁氏(前ヤクルト監督)、監督に中畑清氏(元巨人)という体制を敷き球団の“顔”のイメージは一新。一方で本拠地・横浜スタジアムとは7年契約を結び、これまでのファンに対し地域密着の姿勢を明らかにしました。結果、成績については大きな改善がないにもかかわらず、新興企業参入に対する拒否反応は日に日に減っていきました。

2.巨人が補強成功し独走
 早々とリーグ優勝を決めたジャイアンツ。ペナントでは、セ・リーグでは杉内俊哉、ホールトン(ともにソフトバンク)、村田修一(横浜)らを獲得した巨人が開幕直後はもたつくも、セ・パ交流戦初優勝などを果たすなど勢いに乗り、以後は驚異的な勝率で勝ちを重ねました。中日はブルペンの柱・浅尾拓也を5月で欠きながらも分厚い投手陣と新人の台頭で完全にカバー。低迷したのが阪神。投手陣はまずまずの成績を残しながら打線が低迷。主軸の当たりが止まった状態が続き、夏場一気に失速。広島、ヤクルトについていけず、CS争いから脱落することに…。
◆TOPICS◆好調巨人。5月30日には杉内俊哉がノーヒットノーラン達成

3.ダルビッシュの穴埋めた日ハムが安定した戦い
パ・リーグは、先発投手3枚が抜けたソフトバンク、ブルペンの調子が上がらなかった西武が春先はもたつき、若手投手をフル回転させたロッテ、打線が当たった日本ハムが先行。夏場に入ると、ダルビッシュに替わる新エース・吉川光夫が登場した日本ハムが安定的に戦う一方で、ロッテがじりじりと順位を下げ、涌井秀章をリリーフに回し一定のディフェンス力を確保した西武が持ち前の打力で浮上。さらに武田翔太らを早々に一本立ちさせたソフトバンクもCS圏まで這い上がる展開。結局、ダルビッシュの移籍やソフトバンクの先発3枚総取り替えなどがありながら、昨シーズンと同じチームによって上位が占められる展開になっています。
◆TOPICS◆ダルビッシュの穴埋める新鋭・快速左腕・吉川、151Km/h

4.チームの顔たちの引退
大物の引退も相次ぎ、小久保裕紀(ソフトバンク)、石井琢朗(広島)、金本知憲(阪神)、また昨季までオリックスでプレーした田口壮が、今季限りでの引退を表明しました。
◆TOPICS◆■金本知憲 引退会見「ほっとした」

5.海外移籍選手にMLBの高い壁
MLBには、今シーズンも注目選手が多数挑戦。投手ではレンジャーズにダルビッシュ有(元日本ハム)、オリオールズに和田毅(元ソフトバンク)、チェン・ウェイン(元中日)が、打者ではブルワーズに青木宣親(元ヤクルト)、マリナーズに川ア宗則(元ソフトバンク)が移籍しました。現地でも大きな話題を呼んだダルビッシュは、制球に苦しみ日本のような圧倒的な投球はできずにいます。
◆TOPICS◆ダルビッシュ6回5失点ながらメジャー初登板で勝利!

6.松井戦力外、イチロー放出……
既にMLBでプレーしてきた選手では、ヤンキースの黒田博樹が好調。過去最多かつチームトップの14勝(9月18日現在)。その他の選手の多くは苦戦しました。マリナーズのイチローが7月23日にヤンキースに電撃トレード。26日には松井秀喜がレイズから戦力外通告と、長年日本人メジャーリーガーの顔だった選手に、厳しい現実が突きつけられました。
◆TOPICS◆イチローヤンキース初打席で初安打!

その他、やはり7月には、来年アメリカで開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場をNPB選手会が拒否する事態も発生しました。これはすつたもんだの末、NPBと交渉を重ね9月5日に不参加を撤回することに。

〜アマ野球〜

1.甲子園では実力校の順当な勝ち上がり。多くの好投手登場
高校野球では、大阪桐蔭(大阪)と光星学院(青森)が春と夏、両大会の決勝戦で対戦するという史上初の出来事がありました。選手では、連覇を果たした大阪桐蔭のエース藤浪晋太郎、夏の県大会で160km/hを記録した花巻東(岩手)の大谷翔平、36イニングで68奪三振を奪った桐光学園(神奈川)の2年生エース松井裕樹など好投手が続出。
◆TOPICS◆桐光学園 松井裕樹 22奪三振 達成

2.高校日本代表は6位。大学は早稲田、実業団はJX-ENEOSが日本一に
夏の甲子園が終わり8月末には、藤浪、大谷らをそろえた日本代表チームが挑んだ韓国での18U世界野球選手権が開催。日本は予選第2ラウンドに進むも敗退。順位決定戦にも敗れ、12チーム中6位に。優勝はアメリカ、準優勝はカナダ。
6月の大学野球選手権では、昨年に続き東京六大学(早稲田大)と東都大学(亜大)の代表がぶつかることに。決勝では亜大の東浜巨(沖縄尚学)から初回に3点を奪った早稲田大が、1年生投手の吉永健太朗(日大三)の好投などもあり勝利し5年ぶり4度目の優勝。7月の第83回の都市対抗野球では、決勝戦に勝ち上がったJX-ENEOSが連覇を狙ったJR東日本に6対3で勝利、史上最多10回目の優勝を果たしました。
◆TOPICS◆2012年全日本大学野球選手権決勝−早稲田大優勝の瞬間

〜10月の主な予定〜

NPB
10月13日〜15日
クライマックスシリーズ ファーストステージ(セ・パ)
(2位vs3位)

10月17日〜22日
クライマックスシリーズ ファイナルステージ(セ・パ)
(1位vsファーストステージの勝者)

10月25日
ドラフト会議

10月27日(〜11月4日)
日本シリーズ

MLB
10月5日
ワイルドカードプレーオフ(ア・ナ)

10月6日〜12日
地区シリーズ(ア・ナ)

10月13日〜22日
リーグ優勝決定シリーズ

10月24日(〜11月1日)
ワールドシリーズ

アマ野球
高校、大学ともに秋季大会開催中(〜10月末)

13日より、セ・パ両リーグで、クライマックスシリーズがはじまります。終了後、約1週間のインターバルを空けて日本シリーズへ。その間の25日には、今年も注目選手の多いドラフト会議が東京で開催されます。
MLBでは、約1週間早く5日よりポストシーズンがスタート。日本人選手では、ヤンキースの黒田、レンジャーズのダルビッシュ、さらには調子を上げる上原浩治、建山義紀、ワイルドカード争い中のブルワーズの青木などに出場のチャンスが迫っています。

次回からは、更新日から1週間の注目ポイントを、ランキング形式で紹介していきます。

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