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阪神のルーキーたちを改めて確認しよう!

1位 藤浪 晋太郎(大阪桐蔭高)


投手/右投右打/18歳/197cm85kg
どんな選手?
春に続き夏も制した甲子園で毎試合150キロ台を投げ、疲労の極にあったはずの決勝戦でベストボールを連発した心身のパワーには敬意すら覚える。すでにして「大人の戦士」である。
育成ポイント
1、2年はファームで鍛えて…。とんでもない。彼が見上げて目標にすべき投手がファームにいるだろうか。一層の筋肉量とサインプレー、プロ野球の「行儀」を覚えたら、ためらう事なく1軍に発進だ。
当面のライバル→秋山拓巳(阪神)
未来予想図→ダルビッシュ有(レンジャーズ)
即戦力度→★★★★

2位 北條 史也(光星学院高)

内野手/右投右打/18歳/177cm75kg
どんな選手?
甲子園で3季連続準Vは、1回の優勝よりずっと「快挙」だ。攻守の軸として常にチームを牽引し2012夏は4弾を打ち込んでさらに注目を浴びたが、それ以上にレベルアップを感じたのがフィールディング。ノック、練習も含めて高く抜ける送球が全くなかった高精度のスローイングが印象的だった。
育成ポイント
その4弾のうち3本をバットの先端で打ったように見えた。遠心力は効くが、木製対応に時間をかけたい。
当面のライバル→田村龍弘(ロッテ)
未来予想図→田辺徳雄(元西武ほか)
即戦力度→★★

3位 田面 巧二郎(桐生市商高→日産自動車→JFE東日本)

投手/右投右打/22歳/177cm90kg
どんな選手?
日産自動車で1年、JFE東日本で3年間の努力を上位指名につなげた。セットからでも140キロ後半が出せる馬力が一番の魅力。スライダー、フォークでピンチを切り抜ける技術も身につけつつある。怖いもの知らずの勢いがボールを加速させている印象だ。
育成ポイント
制球はアバウトだが、手先で操作するタイプじゃない。全力で腕を振っても球道がブレない土台を作るのが「急がばまわれ」だ。
当面のライバル→岩本輝(阪神)
未来予想図→小山伸一郎(楽天)
即戦力度→★★
4位 小豆畑 眞也(長良高→中部学院大→西濃運輸)

捕手/右投右打/24歳/181cm83kg
どんな選手?
柔軟性、スピード、精度を兼備した猛肩はプロでも上位の能力。1年間故障なくプレーできる強さと、しっかり腰を割ってフットワークで投げられる合理性を兼備したスローイングだ。社会人2年間で高レベルな実戦経験を積んだ。その学習成果を示す番だ。
育成ポイント
不安視される打はセンスがないわけじゃない。きれいに打とうとしているだけ。なり振り構わず食いついていけるようになれば。
当面のライバル→小宮山慎二(阪神)
未来予想図→矢野燿大(元阪神ほか)
即戦力度→★★★

5位 金田 和之(都城商高→大阪学院大)

投手/右投右打/22歳/183cm77Kg
どんな選手?
昨春リーグ戦から6連続完封を続けた関西学生球界を代表する右腕。リリースの瞬間の鋭さとボールへの指のかかりが抜群。130キロ後半でも思わずバットが遅れてしまう実戦性抜群の球質。両サイドへの制球力に、困った時に投げられるカットボールも高精度。今秋リーグ戦の最初で痛めた肩をまず立て直して。
育成ポイント
肩さえ戻れば戦力になる投手。経験から会得した技術は大きい。
当面のライバル→宮川将(楽天)
未来予想図→吉見一起(中日)
即戦力度→★★★

6位 緒方 凌介(PL学園高→東洋大)

外野手/右投左打/22歳/176cm75kg
どんな選手?
今夏手術した右ヒザじん帯損傷がなかったら上位指名も十分あった実力者。50m5秒台の俊足に遠投120mの強肩の身体能力もさることながら、試合前の練習に外野へ向かう瞬間から、先頭に立ってチームを牽引する姿勢や、凛としたプレースタイルが何よりの魅力。
育成ポイント
リーダーシップ、野球に向き合う心意気と人間性。将来のチームリーダーとして期待できる人材と縁が結ばれた。
当面のライバル→伊藤隼太(阪神)
未来予想図→青木宣親(ブリュワーズ)
即戦力度→★★★

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