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チームにとっては、彼らの復活が最大の補強!? 昨季から一転、今シーズン復活した男たち



 交流戦も終盤に近づき、シーズンの1/3以上が経過した。昨季は不振やケガで結果を残せなかった悔しさをバネに、うって変わって今季は成績好調な選手たちがいる。

 今回は昨季から一転、今季は見事に復活した選手たちを紹介しよう。


◎狙うはFA移籍!?”糸井嘉男”

 2015年に主将としてシーズンに臨んだ糸井嘉男(オリックス)は、レギュラーとして試合に出場するようになった2009年から続いていた打率3割が途切れてしまった。チームも糸井の成績と同じように2014年の2位から下降して5位に終わった。

 その糸井が開幕から好調だ。開幕戦から13試合連続ノーアーチという不名誉なチーム記録に終わりを告げる一発を放つと、以降は打率3割付近をキープ。低迷するオリックスの中で気を吐いている。

 そして、糸井は今シーズンFA権を獲得した。自身最後の”売りどき”にアピールをしているのだろうか。「宇宙人」ともよばれる糸井がそこまで考えているのかは不明だが、真相はいかに? 答え合わせは今シーズンオフだ。


<2015年成績>
132試合/打率.262/17本/68打点/11盗塁

<6月14日現在成績>
60試合/打率.297/8本/37打点/18盗塁


◎楽天日本一の原動力が復活!”岡島豪郎”

 2013年の後半にブレイクしてレギュラーを掴んだ岡島豪郎(楽天)。しかし昨季は開幕から不振で2軍落ち。ケガの影響もあり、秋口まで1軍では出番がなかった。
 その岡島が今季は復活。開幕戦で4打数4安打を記録すると、途中ケガで離脱があったものの、楽天のリードオフマンとして好調を維持している。

 俊足ではあるが、盗塁失敗が多い点は玉にキズ。(6月14日現在:6盗塁死)ここ数試合はポイントゲッターの5番も任されるようになり、岡島の役割は変わりつつある。リードオフマンかポイントゲッターか、岡島の適性はいかに!?


<2015年成績>
41試合/打率.168/1本/13打点/7盗塁

<6月14日現在成績>
53試合/打率.312/1本/18打点/7盗塁


◎マエケンの穴を埋める! ”野村祐輔”

 ここ2年、規定投球回にも達せず負け越しが続き、「新人王はフロックだったのか?」などの声が挙がっていた野村祐輔(広島)が、今シーズン復活した。

 同級生の菅野智之(巨人)が圧倒的な投球を見せるなか、野村もチームの勝ち頭となり、前田健太(ドジャース)の穴を、クリス・ジョンソン、黒田博樹と埋めている。

 復活の秘訣は黒田の存在だという。野村は黒田と同じようにプレートの踏む位置を三塁側から一塁側に変更したのだ。これによって右打者のインコースへシュートを投げやすくなった。黒田同様”攻める姿勢”が今シーズンの好成績につながっているのだ。

<2015年シーズン成績>
15試合/5勝8敗/87.1回/51奪三振/防御率4.64

<6月14日現在成績>
11試合/7勝2敗/68.2回/35奪三振/防御率2.62

 チーム力のアップはドラフト、トレード、新外国人獲得だけではない。不調だった選手の復活も立派なチーム力のアップに繋がる。”◯◯の復活が最大の補強! ”とはよくいったものである。


 不振だった選手の復活はファンとしても嬉しいものだ。こういった復活劇を自身に重ねてみてはいかがだろうか。まだまだ俺(私)も行ける! と思える勇気を与えてくれる。それがプロ野球選手なのだ。


文=勝田 聡(かつた さとし)
松坂世代のひとつ上にあたりサッカーの黄金世代となる1979年生まれ東京育ち。プロ野球、MLB、女子プロ野球、独立リーグと幅広く野球を観戦。 様々な野球を年間約50試合現地観戦し写真を撮影する。プロ野球12球団のファンクラブ全てに入会してみたり、発売されている選手名鑑を全て購入してみたりと幅広く活動中

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