この日、神宮で行われた中日戦でヤクルトが勝利し、1950(昭和25)年の国鉄スワローズ創設以来初めてのリーグ優勝を手中に収めた。この年はMVPを獲得した若松勉を筆頭に大杉勝男、デーブ・ヒルトン、チャーリー・マニエルが強力打線を形成。粘り強く勝利を重ね、最終的には2位巨人と3.0ゲーム差と白熱したシーズンを戦い抜いた。その後、ヤクルトは勢いそのままに阪急との日本シリーズも制した。