1939(昭和14)年のこの日、長崎港を出てフィリピン・マニラ遠征へ向かった巨人選手団。現地到着後、1月28日から9戦を行い、巨人は7勝2敗の好成績を残した。この2敗は、いずれもマニラの税関職員を中心に結成されたカストムス軍で、中でも4番をつとめたリベラは、スタルヒンなどの日本の好投手を打ちまくったことが評価され、この年のシーズン開幕後に巨人に加入。1年だけの在籍ながら6本塁打を放つなど活躍した。