<愛媛県の主な注目選手>
投手・土肥 康佑(川之江・3年)
180センチ74キロ/右投右打
最速142キロのストレートにスプリットをはじめとする多彩な変化球で急成長中
投手・大西 純平(川之江・3年)
170センチ68キロ/右投右打
春先は制球難に苦しむも、初球から投げられるフォークも復活気配。最速142キロ
投手・ 仙波 和将(川之江・3年)
175センチ73キロ/右投右打
シュート回転ストレートが内角低めへ。リリースが地面まで30センチのサブマリン
投手・安樂 智大(済美・2年)
186センチ85キロ/右投左打
説明不要の最速152キロ豪腕。体に気を配りつつ、さらなるストレートの質追究を
投手・嘉陽宗一郎(松山聖陵・3年)
185センチ70キロ/右投右打
体に軸ができ制球安定。自信持って打者と対すれば、快速球がさらに生きてくる
捕手・越智 康匡(今治北・3年)
169センチ58キロ/右投右打
二塁送球2秒切りの強肩ばかりでなく、気を遣ったリードもできる小さな大黒柱
二塁手・檜垣 孝明(今治西・3年)
167センチ64キロ/右投左打
昨夏松井裕樹(桐光学園)から1安打。心、技とも堅実な今治西らしい二塁手
遊撃手・町田 卓大(済美・3年)
160センチ54キロ/右投右打
センバツを通じ最も伸びた野手。持ち味を心得たライナーでヒットを量産する
外野手・山下 拓眞(済美・3年)
170センチ62キロ/右投右打
練習から忠実なコンパクトスイングを実行。センバツ準決勝の決勝アーチは見事
外野手・越智 達矢(丹原・3年)
178センチ72キロ/右投右打
冬場に取り組んだ縦振り打法で飛距離はプロレベルに。あとは確実性を増したい
<大会展望>
状態落ち気味の済美に強豪が牙を剥く
第1シード・済美は5月の四国大会や練習試合で失策が失策を呼ぶ悪循環を発症。どのチームも年間いい状態を保つことは難しいとはいえ、センバツで力を出し切った「満腹感」が出てしまったのかもしれない。一方、昨夏の甲子園で松井裕樹(桐光学園)の前に22三振を喫した今治西、昨夏は決勝で敗れた川之江、昨秋に済美と接戦を演じた松山聖陵や今治工が、虎視眈々と下克上を狙っている。今夏も第4シードとなった丹原なども含めて、混戦の予感が漂う。