甲子園出場する注目選手の地方大会成績&短文コメント(一部のみ)
※記録は2014地方大会のもの
徳本健太朗(龍谷大平安・3年)外野手・右投左打・177センチ71キロ
20打数5安打3打点5四死球4盗塁
大谷司(龍谷大平安・3年)外野手・右投左打・188センチ87キロ
24打数12安打8打点2盗塁
元氏玲仁(龍谷大平安・2年)投手・左投左打・181センチ80キロ
15回、被安打7、13奪三振1四死球0失点
高橋奎二(龍谷大平安・2年)投手・左投左打・177センチ67キロ
12回、被安打13、12奪三振5四死球3失点
金子大地(春日部共栄・3年)投手・左投左打・175センチ78キロ
49回2/3、被安打39、39奪三振12四死球6失点
守屋元気(春日部共栄・3年)捕手・右投右打・174センチ74キロ
26打数15安打7打点1本塁打4四死球3盗塁
松浦 優一郎(坂出商・3年)左翼手・右投右打・178センチ78キロ
香川大会21打数15安打10打点2本塁打。正に「恐怖の7番」
峯健太郎(敦賀気比・3年)中堅手・右投右打・180センチ73キロ
18打数7安打9打点3四死球
平沼翔太(敦賀気比・2年)投手・右投左打・178センチ65キロ
39回2/3、被安打29、33奪三振9四死球8失点
19打数10安打6打点1本塁打。万全な状態で投打に活躍!
森田駿哉(富山商・3年)投手・左投左打・183センチ79キロ
30回、被安打30、25奪三振11四死球11失点
横川楓薫(日南学園・3年)投手・左投左打・176センチ75キロ
23回1/3、被安打10、24奪三振9四死球1失点
藤嶋 健人(東邦・1年)投手・右投右打・175センチ78キロ
18回1/3、被安打14、22奪三振2四死球5失点。140キロを出し、11奪三振の完投でセンバツ4強の豊川撃破
大井友登(東邦・3年)投手・右投右打・176センチ71キロ
27回、被安打21、29奪三振8四死球7失点
岩下大輝(星稜・3年)投手・右投右打・181センチ83キロ
19回、被安打15、24奪三振8四死球8失点
飯塚悟史(日本文理・3年)投手・右投左打・185センチ76キロ
38回、被安打20、35奪三振5四死球6失点。新潟大会は「勝つピッチング」。甲子園では「魅せるピッチング」を!
佐野皓大(大分・3年)投手・右投右打・182センチ71キロ
40回2/3、被安打28、28奪三振8四死球6失点
滝野 要(大垣日大・3年)外野手・右投左打・183センチ72キロ
20打数11安打10打点4四死球5盗塁
「即プロ」は望み薄も、アグレッシブに進化
東海3県(愛知・岐阜・三重)でこの夏、野手の中でプロ球団スカウトが気にかけた唯一の存在が滝野だ。“即プロへ”という評価を得るまでには至らなかったが、中心選手としてチームの2年連続岐阜大会制覇に貢献し、再び甲子園の土を踏む。
攻撃面ではスイングのヘッドスピードや勢いが増した。特にセンターから右方向への痛烈な打球が目立った。また脚力への自信も深まったようで、決勝戦では相手捕手のスローイング動作が大きかったこともあり4盗塁をマーク。「春の大会が終わってから、(夏の大会の)準決勝や決勝で勝つために三盗の練習をしていた」と、盗塁技術に磨きがかかった。
投手を経験したことで、野球の幅も広がったように見える。中学時代は投手だったが、高校入学後はバット一本で勝負。チーム事情により今年の5月から再びマウンドに立った。初戦で8回2/3を6被安打8奪三振でまとめるなど順応性の高さを証明。投手としてみた時は“ドラフト的魅力”とは無縁で、大会終盤は登板もなかったが、決勝戦後の取材では「投げたかった気持ちはあります。甲子園でも機会があれば」と冗談めかしつつ聖地のマウンドを見据えていた。
湯口 郁実(大垣日大・1年)遊撃手・右投左打・167センチ65キロ
20打数5安打1打点6四死球2盗塁。軽快な守備で1年生ながら内野陣を引き締めた。巧打も
脇本直人(健大高崎・3年)外野手・右投左打・180センチ80キロ
14打数7安打6打点1本塁打8四死球11盗塁
柳川健大(岩国・3年)投手・右投右打・184センチ68キロ
39回、被安打25、39奪三振16四死球9失点
木原智史(鹿屋中央・3年)外野手・右投左打・178センチ85キロ
21打数10安打10打点1本塁打6四死球
万城目 晃太(利府・2年)外野手・左投左打・161センチ62キロ
27打数10安打3打点5四死球
チームを活気づける利府の小兵・万城目
万城目を初めて観たのは昨春の県大会。1年生ながら、堂々とグラウンドに立ち、学年なんてお構いなしに先輩たちを鼓舞するタイムリーを放った。「アグレッシブ」という言葉がこれほどピタリとはまる選手は意外に珍しい。ダイヤモンドを駆け回り、チームに勢いを与える姿勢には心が躍った。
2年生となったこの夏。準々決勝の東北戦は5打数無安打で心配したが、準決勝の気仙沼戦でやっと「らしさ」が出た。1回裏、利府の先頭打者として初球を叩いて一、二塁間を破って出塁すると、犠打で進塁し、二塁けん制が逸れる間に三塁へ。3番打者のスクイズであっという間にホームに還ってきた。3回にもライトにヒットを放つと、遊ゴロ、中飛で三塁まで進み、4番打者のタイムリーでホームイン。万城目を起点に攻撃が回ると利府には勢いが出てくる。
振り幅の大きなスイングで長打も打てて、力強い走り方は大学・社会人選手のよう。甲子園のダイヤモンドを駆け巡る万城目を想像すると、今からワクワクする。
上野 幹太(利府・3年)外野手・右投左打・174センチ66キロ
23打数12安打8打点2盗塁
西岡 武蔵(三重・3年)一塁手・右投右打・178センチ78キロ
19打数10安打9打点3本塁打4四死球1盗塁。準決勝で軽々と通算25弾目。一段と振れるようになった
内田 蓮(三重・3年)三塁手・右投左打・178センチ74キロ
9打数5安打2打点。筋力がついて、打席での雰囲気が俄然アップ。2番から6番へ
長野勇斗(三重・3年)外野手・右投左打・171センチ67キロ
19打数8安打2打点1本塁打3盗塁
望月大貴(東海大甲府・3年)外野手・右投左打・179センチ80キロ
19打数12安打6打点6四死球3盗塁
古澤勝吾(九州国際大付・3年)遊撃手・右投右打・178センチ80キロ
27打数13安打13打点2本塁打4四死球1盗塁
清水優心(九州国際大付・3年)捕手・右投右打・185センチ88キロ
25打数9安打4打点1本塁打7四死球
山本武白志(九州国際大付・2年)三塁手・右投右打・187センチ87キロ
25打数7安打12打点2本塁打2四死球
安田光希(聖光学院・3年)一塁手・右投右打・177センチ77キロ
22打数12安打12打点3四死球4盗塁
今泉慶太(聖光学院・2年)投手・右投右打・182センチ75キロ
15回1/3、被安打6、15奪三振9四死球2失点
黒田達也(神戸国際大付・3年)投手・右投右打・185センチ80キロ
48回、被安打24、67奪三振20四死球5失点
大上 拓真(小松・2年)捕手・右投右打・176センチ78キロ
18打数9安打10打点4四死球。粗さはあるが、二塁送球2秒0の強肩と強打が光る
石川 直也(山形中央・3年)投手・右投右打・191センチ78キロ
19回、被安打15、24奪三振4四死球4失点
春よりも完成度を増した山形産の長身右腕
石川の登板がなかった2回戦に続き、3回戦の羽黒戦も先発は2年生左腕・佐藤僚亮だった。5回裏、羽黒の先頭打者に四球を与えたところで、山形中央ベンチを見ると、庄司秀幸監督と石川が話をしている。犠打で1死2塁となり、さらに飛球で2死2塁。と、ここで佐藤僚がマウンドを降り、石川がマウンドへ向かった。
まだまだ細身だが、春よりも身体が大きくなったように映る。春はワインドアップで投げていたが、この日はセットポジションからの投球。そのため、コントロールのばらつきが減っていた。ストレートの球速は130キロ後半から140キロほど。この日の最速は143キロだった。リリースまで余計な力を入れていないため、腕が振れる。ただ速いだけでなく、手元でよく伸び、カーブを交えてフォークも操るから打者には厄介だ。この夏は145キロが最速。スピードが全てではないが、速い球を投げられたことに越したことはない。甲子園では自己最速の146キロを更新できるか、楽しみにしたい。
青木 陸(山形中央・2年)三塁手・右投右打・180センチ84キロ
21打数7安打7打点2本塁打。スイングスピードと飛距離は群を抜いている
佐藤 僚亮(山形中央・2年)投手・左投左打・170センチ70キロ
19回1/3、被安打8、27奪三振9四死球1失点
岸 潤一郎(明徳義塾・3年)投手・右投右打・175センチ75キロ
12打数5安打2打点2盗塁4四死球
29回、被安打21、32奪三振10四死球6失点。乱れたのは決勝の1イニングのみ。夢実現へ4度目の甲子園に注目
田中 秀政(明徳義塾・3年)代打・右投右打・178センチ83キロ
決勝戦での逆転2点打含め、一振りで4打数3安打7打点1本塁打
岡本和真(智辯学園・3年)一塁手・右投右打・183センチ95キロ
18打数10安打14打点3本塁打4四死球1盗塁
廣岡大志(智辯学園・2年)三塁手・右投右打・181センチ76キロ
16打数7安打5打点1本塁打5四死球4盗塁
吉岡郁哉(智辯学園・3年)遊撃手・右投左打・176センチ80キロ
18打数6安打8打点1本塁打4四死球3盗塁
恩田和季(開星・3年)投手・右投右打・184センチ90キロ
23回2/3、被安打29、18奪三振14四死球16失点
池田 成輝(開星・3年)外野手・右投右打・180センチ85キロ
19打数9安打13打点3本塁打3四死球。立正大淞南戦で攻守に躍動。冷静判断のレーザービームと左越え本塁打。
峯本匠(大阪桐蔭・3年)二塁手・右投左打・172センチ70キロ
35打数14安打12打点3本塁打3四死球3盗塁
体のサイズを感じさせない存在感
今夏の大阪大会では序盤の2試合で9打数7安打3本塁打と大暴れ。後半はやや調子を落としたものの、チャンスに強い打撃をアピールした。1年秋から二塁手のポジションをつかみ、昨年もレギュラーとして春、夏と甲子園を経験。いずれの大会でもランニングホームランをマークするなど俊足巧打の巧打者でもある。ライナー性の強い当たりを広角に打ち分ける能力に長け、シャープなスイングで長打を量産する。守備では軽快な動きを見せ、柔軟性に優れた、攻・走・守三拍子揃った好選手。
今夏は不動の2番打者として躍動したが、3回戦の大冠戦で負傷退場した1番の中村主将の代わりに、4回戦の阪南大高戦では1番打者を担い、タイムリーも放った。チームでは1、2位を争う高い経験値もあって、西谷浩一監督からも「今夏のキーマン」と大きな期待を寄せられている。
中村誠(大阪桐蔭・3年)左翼手・右投右打・177センチ74キロ
26打数12安打6打点1本塁打2四死球
正随優弥(大阪桐蔭・3年)中堅手・右投右打・182センチ85キロ
30打数12安打9打点3本塁打3四死球3盗塁
中山 晶量(鳴門・1年)投手・右投右打・185センチ75キロ
7回、被安打5、3奪三振5四死球3失点。最速138キロ。「安樂後」の四国高校野球を担う男へ
北尾 勇人(鳴門・3年)三塁手・右投右打・180センチ78キロ
24打数14安打13打点4盗塁。今大会4番として24打数13安打13打点と大ブレイク
橋川 亮佑(鳴門・3年)右翼手兼一塁手・右投左打・182センチ80キロ
22打数14安打7打点2四死球3盗塁
鈴木将平(東海大望洋・3年)中堅手・右投左打・179センチ82キロ
24打数8安打4打点1本塁打6四死球
峯尾京吾(東海大望洋・1年)捕手・右投左打・175センチ78キロ
29打数11安打5打点
青島凌也(東海大相模・3年)投手・右投右打・177センチ76キロ
21回、被安打12、20奪三振6四死球2失点
佐藤雄偉知(東海大相模・3年)投手・右投右打・190センチ90キロ
6回1/3、被安打3、6奪三振0失点
小笠原慎之介(東海大相模・2年)投手・左投左打・178センチ82キロ
9回1/3、被安打8、10奪三振4四死球5失点
吉田凌(東海大相模・2年)投手・右投右打・181センチ72キロ
17回2/3、被安打12、39奪三振9四死球1失点
松本裕樹(盛岡大付・3年)投手・右投左打・183センチ80キロ
20打数9安打11打点2本塁打3四死球
42回、被安打25,42奪三振四死球69失点
山城大智(沖縄尚学・3年)投手・右投右打・176センチ75キロ
30回、被安打19、31奪三振3四死球1失点
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