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2000本安打達成ラッシュと「統一球問題」に沸いた日本国内プロ野球クイズ・4〜6月

 2013年プロ野球・春の陣をクイズ形式で振り返るこのコーナー。春から夏にかけての出来事で印象深いのが、立て続けに生まれた2000本安打達成者の存在だ。2013年、NPBでは谷繁元信(中日)、アレックス・ラミレス、中村紀洋(ともにDeNA)、井口資仁(ロッテ)の4人が2000本安打を達成した。

Q.このうち4月に達成したのは誰?
1.谷繁元信
2.アレックス・ラミレス
3.中村紀洋
4.井口資仁



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▼ ▼?正解は?▼ ▼

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A.アレックス・ラミレス

 ラミレスは4月6日のヤクルト戦で、外国人選手初となる通算2000本安打を本塁打で達成した。その他の選手は、中村が5月1日のヤクルト戦で2000本安打(日米通算)を、谷繁は5月6日のヤクルト戦で、そして井口は7月27日の楽天戦でそれぞれ2000本安打(日米通算)を達成している。

 ちなみに、谷繁の「42歳4カ月」での達成は史上最年長、2803試合目および25年目での達成も最長記録と、様々なNPB記録も同時に樹立した。そして、記録といえばこの男、中日の岩瀬仁紀も、この1年記録ラッシュだった。

Q.では、岩瀬が5月14日の対日本ハム戦で樹立した記録は何?
1.「史上初の10年連続10セーブ」
2.「打者一人への最多投球数・19球」
3.「15年連続50試合登板」
4.「日本最多記録となる通算382セーブ」



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A.「史上初の10年連続10セーブ」

 ちなみに、「打者一人への最多投球数・19球」は巨人の山口鉄也が8月25日のDeNA戦の8回、鶴岡一成の打席で記録したもの。「15年連続50試合登板」と「日本最多記録となる通算382セーブ」はともに今季、岩瀬が記録したものだが、いずれも9月に達成している。

 そして6月11日、日本球界を大きく揺さぶる問題が発覚した。日本プロ野球選手会とNPBによる事務折衝が仙台市内で行われ、飛距離を抑えることなどを目的に2011年から導入していた統一球の仕様を今季から変更していたとNPB側が認めた。いわゆる「統一球問題」だ。


Q.統一球問題で責任を問われた、プロ野球コミッショナーの名は?
1.加藤良一
2.加藤良二
3.加藤良三
4.加藤良四



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▼ ▼?正解は?▼ ▼

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A.加藤良三

 加藤コミッショナー本人は「知らなかった」の1点ばりだったが、皮肉なのは公式球に「加藤良三」の名が刻まれていたこと。どこまで逃げてもこの問題を扱う限り、「加藤良三」の名はついて回ることとなった。

 その後、日本シリーズ開幕前日となる10月25日までにコミッショナーを辞職することを表明。いまだに次期コミッショナーの席は空席のままになっている。来季までに決まるのだろうか?



文=オグマナオト/1977年生まれ、福島県出身。広告会社勤務の後、フリーライターに転身。「エキレビ!」では野球関連本やスポーツ漫画の書評などスポーツネタを中心に執筆中。また「幻冬舎WEBマガジン」で実況アナウンサーへのインタビュー企画を連載するなど、各種媒体にもインタビュー記事を寄稿している。ツイッター/@oguman1977

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