《実践野球!弱点克服マニュアル》その他B 進路の決め方がわかりません
野球太郎の姉妹誌「中学野球太郎」が取材した強豪校のトレーニング術や問題解決方法などを掲載する新コーナー。子供たちに野球を教える指導者だけでなく、草野球ファンの方も必見!
内容は雑誌「中学野球太郎」Vol.5(2014年9月22日発行)のダイジェスト版です。
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そのままいくと……
キミは進路についてどの程度考えているだろうか。「まだ、1年生だし」「2年生だし」、そんな考えのキミは要注意! 気づいたころには、行きたい高校に行けなくなっているかも知れない。高校選びは野球のみならず人生において重要なターニングポイントになってくる。自分の夢や実力などをしっかり整理し、進路について考えてみよう。
最大の原因
自分の未来をイメージできていない!
解決方法
自分の目標や将来の夢をしっかり整理しよう!
(中学野球太郎編集部)
★自分がなりたい自分になれるか
高校選びについて、悩んでいる中学生は多いだろう。ましてや1年生は入学してまだ1年も経ってないわけだから、高校なんて考えられないのが当然だ。
それでも高校選びは人生において大きなポイントとなってくる。
三重ゼッツベースボールクラブの奥田一成監督は高校選びを「人生初であるにも関わらず、もっとも重要な選択」と評している。
難しいことだと思うが、自分が将来どうなりたいのかをしっかり考えて悩み抜こう。
甲子園に行きたいのか、レギュラーになりたいのか、勉強もしたいのか、将来何になりたいのか。
しっかり自分の将来と目標を考え、保護者や指導者、担任の先生に気持ちを伝えよう。そして、自分を外から評価してもらい進路の情報やアドバイスをもらおう。
次に実際に高校を見学し、情報が正しいか、自分のイメージと合っているかを見極めていく。
所沢市立安松中の郡司匡宏監督に学校見学のコツを聞くと、
・必ず数校に行き、比較する
・チームとしてのこだわりが表面見えてくるか
・グラウンド外の選手(下級生、サブ、ケガ)の取り組み、表情
・自分の姿がこのグラウンドでイメージできるか
とポイントを教えてくれた。
最後に実際にその高校の指導者と面談する機会があれば、指導方針やチームの目標など、しっかりと話を聞くこと。
本当に自分に合った高校なのか、じっくりと考え、悩むことこそが高校生活の充実につながる!
イラスト アカハナドラゴン
文 大利実 落合初春
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