大阪球場で行われた南海対近鉄戦で、プロ野球史上初の珍事が起きた。この日の大阪地方は異様な天気で、試合途中からモヤがひどくなった。そのため、7回表の近鉄の攻撃から、センターバックスクリーン前にも審判を立たせて、なんと"7人制審判"をとった。二出川延明審判部長の判断で、控えの坂本茂審判を、中堅審判として起用。7人制審判は、プロ野球史上最初で最後の珍事である。