<高知県の主な注目選手>
投手・坂本 優太(高知・3年)
175センチ75キロ/右投右打
センバツではロングリリーフ役で躍動。必殺シンカー習得で投球の幅が広がった
投手・酒井 祐弥(高知・2年)
178センチ73キロ/右投右打
大舞台で痛感させられたスタミナ不足を克服し、夏にはさらなる高みを目指したい
投手・津村佑一朗(高知商・3年)
179センチ72キロ/右投左打
このままで終わるのは、あまりにももったいない素材。野生と闘志が前面に出てくれば
投手・高橋 潮生(土佐・3年)
178センチ72キロ/右投右打
最速137キロのストレートに、パーム、シンカー備えるサイド。大ブレークの予感
投手・岸 潤一郎(明徳義塾・2年)
175センチ70キロ/右投右打
打席でのスイング力はさすがの域。7月には「ニュー岸」のマウンド登場濃厚か
投手・小方 聖稀(明徳義塾・3年)
184センチ82キロ/左投左打
約1年間苦しんだ左ヒジ痛もひとまず回復。最後の夏やれるかは「気持ちの問題」
捕手・前田 隆靖(高知・3年)
173センチ72キロ/右投右打
1.8秒台の二塁送球タイムは圧巻。リードとインサイドワークに課題も将来楽しみ
一塁手・市川 豪(高知・3年)
180センチ79キロ/右投右打
豪快なスイングに対応力を加えつつある。次は三塁手もできるフットワーク養成を
遊撃手・和田 恋(高知・3年)
179センチ80キロ/右投右打
5月末時点で高校通算41発。夏は一度挫折した遊撃手を務め、攻守の大黒柱を志す
外野手・股川 涼有(高知・3年)
175センチ67キロ/右投左打
もともと高かった「センス」を「努力」で引き出した。未開発の領域はまだ多い
<大会展望>
上位3校が優位も不安要素あり
高知、土佐、明徳義塾の3チームに実力差はない。第1シードの高知がセンバツベスト4以後、充電期に入った感がある一方で、第2シード・明徳義塾や第3シード・土佐が反抗体勢を整えつつある。特に土佐は吉岡大将を遊撃手に抜擢し、冨田侑嗣を一塁手に配する配置転換が大成功。二塁手・弘井大誠の成長もあり課題だった守備の安定感を手にした。ただ、どのチームも試合ごとの状態はいまだ不安定。第4シード・高知商やノーシード勢にも栄冠奪取の可能性は十分ある。