1(中堅):柳田悠岐
2(遊撃):今宮健太
3(DH):デスパイネ
4(一塁):内川聖一
5(左翼):中村晃
6(三塁):松田宣浩
7(右翼):(混戦)
8(捕手):甲斐拓也
9(二塁):(混戦)
昨季のソフトバンクで穴らしい穴だったのは1番打者。明石健志、本多雄一、川崎宗則ら二塁手が務めることが多かったが、いずれも故障を抱えており、機動力を発揮するに至らなかった。
しかし、CSファイナル最終戦から採用され、日本一の原動力になったのは、1番・柳田悠岐からのこの並び。7試合中5試合で初回に先制点を入れており、並みの先発投手では手に負えない新機軸となった。競争枠は二塁と外野一枠になりそうだ。
1(右翼):上林誠知
2(遊撃):今宮健太
3(中堅):柳田悠岐
4(一塁):内川聖一
5(DH):デスパイネ
6(三塁):松田宣浩
7(左翼):中村晃
8(捕手):甲斐拓也
9(二塁):(混戦)
1番・柳田で再びトリプルスリーを期待したいが、現実的には柳田も故障を抱えており、以前ほど積極果敢に盗塁を仕掛けられる状況ではない。いっそのこと1番を「第二の柳田育成枠」にしてしまうプランも考えられる。
筆頭候補は上林誠知。昨季は秋に不調に陥り、日本シリーズでは無念のベンチ外。巻き返しが期待される。12盗塁に対して12盗塁死とやや失敗が目立つが、元々の脚力はあり、伸びしろはあると見る。2軍で成長中の釜元豪や真砂勇介も将来像は核弾頭だ。
全体的には中堅、ベテラン勢が踏ん張っているが、打順で選手を育てるのもありだろう。
文=落合初春(おちあい・もとはる)