A's時代のワイルドな風貌が印象に残る、抜群のパワーと選球眼を誇ったスラッガー/第99回
2013年インディアンスに所属していたジェイソン・ジアンビ選手が、先月16日に引退を表明しました。
1995年にアスレティックスでメジャーデビュー。
以来、メジャー屈指のパワーと選球眼で長く活躍。2000年には、打率.333、本塁打43、打点137の見事な成績で、アメリカン・リーグのMVPに輝きました。ヤンキースやロッキーズ、インディアンスなどを渡り歩き、20シーズン。通算440本塁打を放ちました。
デビューしたアスレティックスの頃の個性的でワイルドな風貌の印象が強く、今回のイラストでは、そんな「A'sのジアンビ」を描きました。
それともう一つ印象的だったことは、"ジアンビシフト"をボールパークで目の当たりにしたときです。極端なシフトを敷かなくては打ち取ることができないという、ジアンビ選手の強力な打撃力はスゴイ!と思いました。
野茂英雄投手がドジャースでデビューした時、当時のナ・リーグの対戦打者であったビジオ選手を見て、打撃も守備も走塁にも優れたオールラウンダーなのだ、と思って見ていました。いずれまた、打っている場面のイラストも描いてみたいと思います。
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絵と文=横山 英史(よこやま・ひでし) /1980年生まれ。野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描いた作品なども制作。
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