現役1位:三浦大輔(DeNA/172勝/歴代40位)
現役2位:石川雅規(ヤクルト/150勝/歴代48位)
現役3位:杉内俊哉(巨人/142勝/歴代53位)
NPB限定では国内で長年先発ローテを担い続けてきた3投手がランクイン。三浦、石川はチームの状況が思わしくない時期もあったが、エースの看板を背負ってきた結果が出ている。
日米通算では1位に201勝の黒田博樹(広島)、三浦を挟んで3位に164勝の松坂大輔(ソフトバンク)が入る。
現役1位:三浦大輔(DeNA/2469奪三振/歴代9位)
現役2位:杉内俊哉(巨人/2156奪三振/歴代14位)
現役3位:和田毅(ソフトバンク/1476奪三振/歴代52位)
奪三振は杉内のイメージが強いが、毎年コンスタントに投げ続けてきた三浦が一歩リード。三浦は最多奪三振の獲得こそ2005年の一度きりだが、25年間の実働期間で16回の100奪三振オーバーを記録している。
三浦は日米通算を含めても1位。黒田博樹(広島)が2440奪三振で日米通算では2位に食い込む。日米通算の後続トップ格はダルビッシュ有(レンジャース)。すでに2020奪三振を記録しており、どこまで数字を伸ばすか楽しみだ。
現役1位:岩瀬仁紀(中日/402セーブ/歴代1位)
現役2位:藤川球児(阪神/223セーブ/歴代5位)
現役3位:サファテ(ソフトバンク/171セーブ/歴代9位)
前人未到の400セーブを達成した岩瀬、そして藤川はある程度予想できるが、なんと現役3位はサファテ。2011年の来日以来、171セーブを記録しており、このままいけば「200セーブ=名球会入り」も見えてくる。鷹の守護神の偉大さを再確認。
現役1位 山口鉄也(巨人/267ホールド/歴代1位)
現役2位 宮西尚生(日本ハム/224ホールド/歴代2位)
現役3位 浅尾拓也(中日/199ホールド/歴代3位)
ホールド自体が2005年に制定された部門ため、現役上位3人がそのまま歴代順位のランキングも独占している。
4位は五十嵐亮太(ソフトバンク)で146ホールド。日米通算では150ホールドになるが、1999年の1軍デビューから2004年までの6シーズン分は記録されず。セットアッパーとして大活躍していた時期だけにホールドの記録では損をしてしまった。
文=落合初春(おちあい・もとはる)