イラストレーター・横山英史と申します。このコーナーでは、ベースボールを題材にして、それをイラストで表現しています。
阪神タイガースのゴールデンルーキー・藤浪晋太郎投手が、3月31日の東京ヤクルトスワローズ戦で、プロ初登板初先発しました。しかも、開幕3試合目の先発は高卒ルーキーとしては最速だったそうです。
初回に野手のエラーと四球が絡み先制点を奪われて、その後も四球でランナーを与えてしまいますが、最速151キロのストレートと数々の変化球を交え、ピンチを切りぬけました。4回、5回、そして6回も2死まではポンポンと打ち取りましたが、雄平選手に甘い変化球をライトスタンドに運ばれソロホームランに…。6回を投げて4四死球2失点。負け投手となってしまいましたが、被安打3、7奪三振という結果はよかったと思います。
高卒1年目、初登板時は18歳の投手が開幕3戦目に堂々の先発デビュー、そして、シーズンを通してローテーションに入って投げていこうとすること自体が、とても凄いことだと思います。