・山崎 康晃(ヤマサキ ヤスアキ)/DeNA
・山崎 福也(ヤマサキ サチヤ)/オリックス
・山崎 晃太朗(ヤマサキ コウタロウ)/ヤクルト
「ヤマザキパン」や、お笑い芸人のアンタッチャブル「ザキヤマ」の印象が強いせいか、「山崎」の「サ」はどうしても濁りがち。ちなみに引退した山崎武司(元中日)は、プロ野球・ヤマサキ界のレジェンドだ。
・柳田 悠岐(ヤナギタ ユウキ)/ソフトバンク
・高田 知季(タカタ トモキ)/ソフトバンク
世間一般的には、「ヤナギダ」であり、「タカダ」である。しかし、柳田の愛称「ギータ」の浸透や、通販会社大手「ジャパネットたかた」の認知度のおかげで、ソフトバンクの両名は比較的間違えられなくて済んでいる。
・中島 卓也(ナカシマ タクヤ)/日本ハム
間違われ名字のナンバーワンは、何といっても中島だろう。昨季に盗塁王を獲得して、日本代表にも選出されたほどの選手なのだから、もう少し「ナカシマ」が浸透することを願う。
・岩崎 優(イワザキ スグル)/阪神
・小澤 怜史(コザワ レイジ)/ソフトバンク
岩崎と小澤については、申し訳ないが何で「イワサキ」、「オザワ」じゃないの? と、思ってしまう。もちろん、本人に何の罪もないのだが…。
こうして並べてみると、濁ったり濁らなかったりと、日本語は本当に難しい。
それでも一般のファンはともかく、プロの解説者が選手の読み方を間違えるのは本来あってはならないこと。解説者はもう少し勉強してもらって、間違いを改めてもらいたい。
文=サトウタカシ (さとう・たかし)