考えて!!バッセン次に使う人の事を。の巻/第51打席
今回で第51弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
「さぁ、きやがれぃ!!」じゃないよ。
みんなが使用するバットに、平気でツバをつけるこの無神経さ。こういう自分本位なオッサンに限って、「最近の若い奴は・・・」なんて言葉を、平然と口にする。
そもそも気合を入れるために、なぜ手にツバを吐きつけるのか? その行為には一体どんな効果があるというのだろうか?
もし、このオッサンと私が、大勢の観客の前で、二人羽織を披露すること(オッサンが前担当)になったとしたら、オッサンは気合を入れる際、自分の手と私の手、一体どちらの手にツバを吐きつけるのだろうか?
疑問はつきない。
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!
記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします