【セ・リーグ】
山田哲人(ヤクルト)
18本
村田修一(巨人)
鈴木誠也(広島)
16本
【パ・リーグ】
角中勝也(ロッテ)
18本
秋山翔吾(西武)
17本
昨年は山田哲人の39本、秋山翔吾の38本がそれぞれトップだった二塁打王。今季は山田の勢いはそのままに、パ・リーグでは打率.350で絶好調の角中がトップを走っている。セ・リーグでは村田、鈴木のニューフェイスで山田を追撃態勢。
【セ・リーグ】
大島洋平(中日)
6本
坂口智隆(ヤクルト)
鈴木誠也(広島)
丸佳浩(広島)
4本
【パ・リーグ】
角中勝也(ロッテ)
岡島豪郎(楽天)
4本
柳田悠岐(ソフトバンク)
ほか6名
3本
運の要素もある三塁打だが、昨季は田中広輔(広島)が9本、秋山翔吾(西武)が10本で蓋を開ければ、機動力が見えるスタッツ。今季はまだまだ先が見えない情勢だ。角中は二塁打王との二冠なるか?
【セ・リーグ】
山田哲人(ヤクルト)
47個
鳥谷敬(阪神)
42個
【パ・リーグ】
柳田悠岐(ソフトバンク)
60個
秋山翔吾(西武)
46個
昨年は丸佳浩が94個、柳田悠岐が88個を選びトップに輝いた四球王。今季は特別警戒中のトリプルスリー2人が当然トップ。鳥谷は昨年も2位だったが、今季も安定の選球眼で2位をキープ中。秋山は昨年は11位タイの60個だったが、今年は急増。警戒度が上がっている。
【セ・リーグ】
田中広輔(広島)
10個
原口文仁(阪神)
6個
【パ・リーグ】
田中賢介(日本ハム)
中村晃(ソフトバンク)
7個
大野奨太(日本ハム)
ボグセビック(オリックス)
6個
昨年はバルディリス(元DeNA)が12個、ペーニャ(元楽天)が16個。毎年、助っ人勢が優勢な死球王だが、今季は意外な選手たちが続々ランクイン。田中は昨年の二塁打王に引き続き、裏タイトル争いによく絡む。裏タイトルの神に選ばれし男なのかも知れない。
【セ・リーグ】
菊池涼介(広島)
小林誠司(巨人)
11個
荒木雅博(中日)
中村悠平(ヤクルト)
9個
【パ・リーグ】
中島卓也(日本ハム)
27個
今宮健太(ソフトバンク)
21個
パ・リーグでは2013年から3年連続で今宮健太が最多犠打をマークしていたが、今季は中島がトップ快走中。小技の帝王に新たな称号が増える予感がする。
セ・リーグは昨年49犠打でトップの菊池が首位。しかし、打撃好調でバントの機会が減っており、さらには昨年の2位以下の片岡治大(巨人・36個)、上本博紀(阪神・29個)、大和(阪神・28個)、亀澤恭平(中日・27個)も出番減。リーグ全体でバントが減っている印象だ。
【セ・リーグ】
鳥谷敬(阪神)
6本
ロペス(DeNA)
5本
【パ・リーグ】
今宮健太(ソフトバンク)
5本
内川聖一(ソフトバンク)ほか6名
4本
昨年は畠山和洋(ヤクルト)と松田宣浩(ソフトバンク)がそれぞれ8本で勝負強さを示した犠飛王だが、今季は鳥谷と今宮という意外な面子がトップを走る。一日一善か、最低限の仕事力か、2人とも打撃成績は平凡だが、タスク処理能力の高さを示している。
文=落合初春(おちあい・もとはる)