《プロ野球コスパランキング》投手編・年俸から1セーブあたりの金額を割り出してみた【ワースト10】

2015/9/8

《投手編・1セーブの値段ワースト10》

1位　山口鉄也（巨）160,000,000円
　2S　推定年棒3億2000万円

2位　福原忍（神）120,000,000円
　1S　推定年棒1億2000万円

2位　山井大介（中）120,000,000円
　1S　推定年棒1億2000万円

4位　マシソン（巨）75,000,000円
　2S　推定年棒1億5000万円

5位　馬原孝浩（オ）67,500,000円
　1S　推定年棒1億3500万円

6位　クルーズ（楽）50,000,000円
　1S　推定年棒5000万円

7位　松岡健一（ヤ）45,500,000円
　1S　推定年棒4550万円

8位　小山雄輝（巨）35,000,000円
　1S　推定年棒3500万円

8位　大瀬良大地（広）35,000,000円
　1S　推定年棒3500万円

9位　マエストリ（オ）30,000,000円
　1S　推定年棒3000万円

9位　福山博之（楽）30,000,000円
　1S　推定年棒3000万円

9位　祖父江大輔（中）30,000,000円
　1S　推定年棒3000万円

岩瀬や武田久ら、往年の名ストッパーの来季は？

ワーストのランキングは、本来はセーブがつく立場ではない投手ばかりで、さすがにコスパが悪いと断じるのは無理がある。

それでも、山口哲也（巨人）、マシソン（巨人）、馬原孝浩（オリックス）あたりは、全盛期と比較すればパフォーマンスの低下は否めない。

ランク外では、岩瀬仁紀（中日、3億円）、ミコライオ（楽天、1億5000万円）、武田久（日本ハム、8000万円）あたりが今季登板がなく、平野佳寿（オリックス、3億円）も12セーブで、1セーブあたり2500万円とバッドコスパに甘んじている。


とくに、歴代最高の通算402セーブを挙げている岩瀬は、左肘痛のためピッチングがまったくできていない様子。現役続行を明言しているだけに、来季は正念場となりそうだ（年俸は推定。成績はすべて8月31日現在まで）。

※次回は奪三振のコスパを検証します！


■ライター・プロフィール
藤山 剣／1970年生まれ。元高校球児(軟式)。出版社勤務を経てフリーに。多くの野球関連の書籍や雑誌の制作だけでなく、他に情報誌や競馬誌にも携わる。

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