■プレゼント
春先絶好調券
今季後半戦に大爆発し、23本塁打。アジア プロ野球チャンピオンシップ2017でも若手侍の4番を担った山川穂高(西武)。しかし、大きな課題は春先のデキだ。昨季、今季と開幕1軍に名を連ねながらも鳴かず飛ばずで2軍落ち。2年とも後半戦に活躍しただけにもったいなかった。
とくに春先は表情、全身に緊張を感じる。そんな山川選手には春先からリラックスして打席に臨める「春先絶好調券」をプレゼント。クリスマスに枕元を確認してね。ホウ、ホウ、ホウ。
■プレゼント
ホームランの飛距離が10メートル伸びるバット
今季、北の大地でプチブレイクし、打率.258、15本塁打の成績を残した大田泰示(日本ハム)。打率、本塁打ももう一声ほしいところだが、「怪物」たる大田にはホームランの飛距離が10メートル伸びるバットをプレゼントしたい。
札幌ドームでの逆方向の本塁打など、驚きの本塁打を多々放ったが、外野前列への着弾も多く、打ったらすぐに走り出すことが多かった。「怪物」らしさを見せつけるためには、やはり「バット投げ」「確信歩き」がほしい。打った瞬間に入ったとわかる当たりから、大田の大見得を見てみたいとサンタさんは願っている。ホウ、ホウ、ホウ。
■プレゼント
守備範囲が広くなるスパイク
今季はDeNA不動の9番打者として活躍し、打率.262、得点圏打率.342(リーグ2位)の成績を残した倉本寿彦(DeNA)。打撃のしぶとさは遊撃としては申し分ないが、阪神から大和がやってくる来季、完全レギュラー定着のために守備範囲をプレゼントしたい。
後半戦は上達の兆しが見えたが、それでも「坂本勇人(巨人)や今宮健太(ソフトバンク)なら凡プレーでは?」と思わせるアクロバティックなムーブが見られた。口さがないファンからはDeNA内野陣の唯一の穴という声も上がっている……。チームのさらなる躍進は倉本の守備がカギを握るはず。サンタさんは倉本の守備上達を願っておるぞ。ホウ、ホウ、ホウ。
文=プロ野球サンタ