■1位:近藤健介(日本ハム)
打率.413(231打席/167打数69安打)
■2位:大谷翔平(日本ハム)
打率.332(231打席/202打数67安打)
■3位:吉田正尚(オリックス)
打率.311(268打席/228打数71安打)
■4位:山川穂高(西武)
打率.298(293打席/242打数72安打)
■5位:内川聖一(ソフトバンク)
打率.297(300打席/266打数79安打)
■6位:武田健吾(オリックス)
打率.295(219打席/207打数61安打)
■7位:マレーロ(オリックス)
打率.290(319打席/283打数82安打)
■8位:明石健志(ソフトバンク)
打率.279(339打席/290打数81安打)
■9位:中村奨吾(ロッテ)
打率.275(312打席/280打数77安打)
■10位:ロメロ(オリックス)
打率.274(424打席/390打数107安打)
1位はもちろん近藤健介(日本ハム)。6月に椎間板ヘルニアで戦線離脱するまで打率4割をキープし、シーズン100打席以上では歴代最高の打率.413をマークした。来季は夢の4割バッターへの挑戦。ケガからの完全復活で稀代のヒットメーカーになりたい。
2位にはエンゼルス入りが決まった大谷翔平(日本ハム)がランクイン。今季はケガに苦しんだが、それでも2年連続の200打席以上3割オーバー。直近2年で30本塁打の長打力もメジャーの大舞台で見せてほしい。
3位の吉田正尚を筆頭にオリックスからは4選手が「裏」10傑に名を連ねた。ロメロ、マレーロとともにフルメンバーならば強力打線を築けるはず。交流戦で首位打者争いを繰り広げた武田健吾は23歳。今後のオリックスを担う金の卵だ。
4位・山川穂高(西武)、5位・内川聖一(ソフトバンク)も本来の力を発揮できれば、表10傑に入るはず。両チームの来季の上積みになる。
打線沈黙に泣いたロッテでは後半戦に入り、中村奨吾がググッと調子を上げてきた。自己最多の9本塁打で持ち前のパンチ力も開花の兆し。もう一段成長してチームの主力打者に成長したい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)