【2013甲子園出場・北海道、東北、関東地方の9選手！】

2013/8/6

【2013甲子園出場・北海道、東北、関東地方の9選手！】
高校野球ドラフト候補名鑑

小畑 尋規　Hiroki Obata
北照（南北海道・3年）
捕手／180cm81kg／右投右打
・プロ注目度…C＋
・体のキレ……B
・伸びしろ……C＋
・頭脳…………B
・将来性………B

☆強く振り抜く強肩捕手
道内屈指の強肩強打の4番打者で全国的にも貴重な右の長距離砲。強く振り抜き野手の間を破る打球が多く、捕手ということもあり状況を考えて打撃ができるのも魅力。技巧派左腕・大串和弥の女房役でリード面も急成長中。肩は先輩の西田明央（ヤクルト）並みだが大串の牽制がうまく強肩を見せる機会が少ない。体に似合わず足も速く、走塁もうまい。
＜最大の武器＞
パワフルなスイング
＜克服したい課題＞
内角球のさばき

吉田 雄人　Yuto Yoshida
北照（南北海道・3年）
中堅手／178cm73kg／右投左打
・プロ注目度…B
・体のキレ……B＋
・伸びしろ……B
・頭脳…………B＋
・将来性………B＋

☆北国のヒットメーカー
センバツで評価を高めた外野手。卓越したバットコントロールに加え野手の間を鋭く破る打球の強さに成長の跡。走塁・盗塁センスにも優れ外野守備、肩もいい。ユニホーム姿、たたずまいに雰囲気があり、その落ち着きぶりにも成長を感じる。主将となりフォア・ザ・チームの精神がいい影響となり、背中でチームを牽引できる存在になってきた。
＜最大の武器＞
メリハリの利いた攻守
＜克服したい課題＞
全体的なパワーアップ

奥村 展征　Nobuyuki Okumura
日大山形（山形・3年）
遊撃手／177cm72kg／右投左打
・プロ注目度…B
・体のキレ……A
・伸びしろ……B＋
・頭脳…………A
・将来性………B＋

☆洗練されたグラブ操作
名門・日大山形で、史上初の1年春の地区大会から背番号4を背負ってスタメンでプレー。50メートル6秒で遠投は100メートルの身体能力。打っては1番も4番もこなす。無駄な動きが一切ないグラブさばきが特に光る。父は近畿大3年から大学日本代表入り、プリンスホテルで活躍した伸一さん。祖父は甲賀の監督としてセンバツ出場のある展三さん。
＜最大の武器＞
グラブさばき
＜克服したい課題＞
勝負をされない中での打撃

小林 遼　Ryo Kobayashi
仙台育英（宮城・3年）
捕手／170cm75kg／右投左打
・プロ注目度…B
・体のキレ……B
・伸びしろ……B
・頭脳…………B
・将来性………B

☆総合力の高い強肩捕手
小柄ながら堂々たるマスク姿で存在感十分な強肩捕手。仙台育英のタイプの違う2投手の長所をうまく引き出すリードを見せ、ボディーストップも巧み。セカンド送球は2秒を切り、スキあらば素早く牽制で走者を刺しにいく視野の広さもある。昨秋の明治神宮大会、今春の甲子園と全国舞台で一発を放つ長打力と勝負強さがあり、ハートも強い。
＜最大の武器＞
体の強さ
＜克服したい課題＞
コンスタントな打力

内田 靖人　Yasuhito Uchida
常総学院（茨城・3年）
捕手／185cm87kg／右投右打
・プロ注目度…B
・体のキレ……C＋
・伸びしろ……B
・頭脳…………B
・将来性………B

☆可能性秘める大型捕手
捕手としてアピールしたい大型エンジンの好素材。昨夏の甲子園で松井裕樹（桐光学園）、今春センバツでは大竹耕太郎（済々黌）と高校屈指の左腕からそれぞれ2安打ずつ放ち、存在感をアピールした。パワーだけでなく、変化球を拾う器用さも併せ持つ。高校では故障もあり本格的な捕手専念は3年春から。捕手でこそ価値が高まる選手のはずだ。
＜最大の武器＞
エンジンの大きさ
＜克服したい課題＞
やや遠回りするスイング

小島 和哉　Kazuya Ojima
浦和学院（埼玉・2年）
投手／175cm72kg／左投左打
・プロ注目度…B＋
・体のキレ……B
・伸びしろ……B＋
・頭脳…………B＋
・将来性………B＋

☆センバツVの成瀬2世
今春センバツで2年生ながら左腕エースとして優勝投手に。球速は130キロ中盤が多いが、打者の左右によらず内角を厳しく突ける抜群の制球力で打者に踏み込ませないため、外へのスライダー、チェンジアップで面白いように打ち取れる。早くも成瀬善久（ロッテ）的な将来像が目に浮かぶが、今の精度を維持して球威が増せばさらなる高みも。
＜最大の武器＞
両サイドへの制球
＜克服したい課題＞
球威の向上

?田 涼太　Ryota Takada
浦和学院（埼玉・3年）
三塁手／180cm79kg／右投右打
・プロ注目度…C＋
・体のキレ……B
・伸びしろ……C＋
・頭脳…………B＋
・将来性………C＋

☆捕手もこなす3連弾男
浦和学院を熱く牽引する強打者。三塁手が本職だが、昨秋、今春の県大会などではチーム事情により捕手としても多くの試合にフル出場。ショートバウンドの処理などにやや硬さはあったが、正捕手に匹敵する力量を示した。センバツでの3試合連続弾が鮮烈だったために打の選手と思われがちだが、走守も安定しており、絶大な信頼感を誇る。
＜最大の武器＞
強打＋安定したプレー
＜克服したい課題＞
いい意味での遊び心

高濱 祐仁　Yuto Takahama
横浜（神奈川・2年）
三塁手／181cm83kg／右投右打
・プロ注目度…B＋
・体のキレ……C＋
・伸びしろ……A
・頭脳…………B＋
・将来性………B＋

☆筒香に比肩する怪素材
左右は違えど、OBの筒香嘉智（DeNA）に匹敵する長距離砲。ボールの見極めならば、筒香よりも間違いなく上。1年夏から名門の4番に座り、松井裕樹（桐光学園）の低めのスライダーを打線の中でただ1人見切っていた。誘いに乗らず、自分の形でしっかり打てるのが強み。守備、走塁は標準レベルだが、こちらも筒香のように、時間をかけて成長を。
＜最大の武器＞
スケールの大きい右の大砲
＜克服したい課題＞
守備、走塁にもっとキレを

山田 基樹　Motoki Yamada
日川（山梨・3年）
投手／194cm80kg／右投右打
・プロ注目度…B
・体のキレ……C
・伸びしろ……B＋
・頭脳…………B
・将来性………B

☆器用さ兼備の超大型腕
194センチの超大型右腕。コンパクトなテークバックから押し出すようにリリースする独特の腕の振り。ハマれば140キロを軽く超える馬力に加え、変化球も器用に操りゲームメーク能力は高い。大型ゆえ現状は動作がスローだが、少しでも改善すれば投球も開花に近づくだろう。上の世界で耐えられる心身かは未知数だが、大きな可能性を秘めた素材だ。
＜最大の武器＞
高校生離れした馬力
＜克服したい課題＞
上の環境での適応力