これまで甲子園に出場したカタカナ校の高校の戦績は以下の通り。
■コザ(沖縄)
1965年春出場
初戦敗退(0対7)
対戦校:岡山東商(岡山)
■聖心ウルスラ学園(宮崎)
2005年夏出場
初戦敗退(0対5)
対戦校:駒大苫小牧(南北海道)
■クラーク記念国際(北北海道)
2016年夏出場
初戦敗退(3対5)
対戦校:聖光学院(福島)
実は今までに1度も甲子園で勝利を挙げていないのだ。聖心ウルスラ学園は「全国のカタカナ校の希望」を背負った戦いになる(!?)。
ちなみに、ひらがなを含む校名の甲子園出場歴も意外と少ない。これまでに出場したのは2校。有名なのは谷繁元信氏などを輩出した島根・江の川。1988年夏にベスト8、2003年夏にはベスト4の実績があるが、2009年から石見智翠館に校名を変更している。
残るは2010年夏、2016年の春夏に甲子園に出場した三重・いなべ総合学園だ。
カタカナ校名、ひらがな校名には自然と注目が集まるが甲子園での健闘を大いに期待したい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)