控え部員〜スタンドで戦う大事な戦力〜(第57回)
声嗄れて
我らはともに
燃え尽きる
汗水たらして練習をこなした球児でも
全員が晴れの舞台に
立てるわけではありません
背番号を手に入れた者だけが
グラウンドで戦うことができます
その他の部員に課された役目は
躍動するナインを応援すること
「自分もあの場所で野球をしたい……」
その悔しさを胸の内に秘め
仲間のため、懸命に声をからします
彼らはスタンドで戦うのです
場所は違えど心はひとつ
ひと夏の高みへ
今 ともに駆け上がれ!
文・イラスト=清水はるか(しみず・はるか)/元・高校球児の女性イラストレーター。都立高の硬式野球部出身。日本のプロ野球(主にパシフィックリーグ)が好きで、シーズン中は関東の球場に頻繁に出没。野球の絵本にチャレンジ中。
ブログ(http://mizuhalu.jugem.jp/)もやっています。
記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします