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選手にとってはプロ野球史に名を残す一生モノの栄光! 開幕オーダーに名を連ねるのは誰だ?

 春季キャンプが終わり、練習試合にオープン戦と実戦モードにシフトしているプロ野球。日々アピール合戦が繰り広げられているが、ここまでの動きを見て、開幕スタメンに近いと思われる選手も現れてきた。

 そこで今回から、各チームの開幕ベストナインに名を連ねるであろう選手を紹介していこう。

読売ジャイアンツ


(予想)2番・レフト:重信慎之介


 現在の巨人の話題を独り占めしているといっても過言ではないのが、ドラフト2位で入団した重信慎之介だ。

 鈴木尚広級と言われるスピードを遺憾なく発揮し、二塁へのタッチアップやレフトでの好守など積極的なプレーを見せている。

 千葉県佐倉市の生まれで、高校は早稲田実業、そして名前が慎之介と生い立ちから名前まで、すべて巨人にまつわる選手だけに、このまま突っ走ってもらいたい。


東北楽天ゴールデンイーグルス


(予想)1番・センター:オコエ瑠偉


 オコエ瑠偉は、阪神との練習試合で藤浪晋太郎から先制打を打つなど、課題と言われていた打撃でしっかりと結果を残している。

 その結果、定位置だった8番センターから1番センターに昇格するなど、話題性だけでなく地力で開幕スタメンを掴みそうな勢いだ。

 またドラ2・吉持亮汰、ドラ3・茂木栄五郎もいい働きを見せていることから、梨田監督が監督人生初となる「ドラフト順位順打線」を披露。王者・ソフトバンク相手にこの3人で点を取ったことから、開幕オーダーにそろい踏みする可能性も見えてきた。


千葉ロッテマリーンズ


(予想)8番・ショート:平沢大河


 ヤマイコ・ナバーロの実弾所持問題に揺れるロッテ。開幕時にナバーロ不在も考えられるので内野陣の再編が急務だが、その穴を埋めるのはドラ1・平沢大河だろう。

 チームにとっては「ピンチ」だが、平沢にとっては「チャンス」。本人もそれをしっかりと理解していたようで、ナバーロ逮捕後のオリックスとの練習試合でNPBチームを相手に初ヒットを放つなど、「もってる」ことを証明した。

 正遊撃手で主将の鈴木大地を押しのける必要もあるが、大いなる前進であることは間違いない。


 開幕戦まであと1カ月を切った。ここに挙げた選手は、ぜひともケガすることなく邁進してもらいたい。

 そして次はどんな選手が名乗りを上げるのか。サバイバルはまだまだ続くーー。

文=森田真悟(もりた・しんご)

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