2003(平成15)年、ダイエーが日本シリーズを制し、優勝パレードを行った翌日のこの日、球団から小久保裕樹が巨人へ無償で移籍することが発表された。いきなりの主力流出にファンからも選手からも不満が噴出。チームの好調とは裏腹に、球団経営のひっ迫や迷走を象徴する出来事となった。その後、親会社がソフトバンクに代わり、確執のあったフロントが去ると小久保は満を持して福岡に凱旋した。