真のプロフェッショナル!今もなお現役プレイヤーの56歳、フリオ・フランコ/第106回
前回で取り上げたミニー・ミノーソ選手(元ホワイトソックスほか)のように、長い長いベースボールキャリアを積み重ね、そして現在、56歳でも現役を続けているフリオ・フランコ選手を描きました。
今シーズンから、BCリーグの石川ミリオンスターズの監督兼選手となりました。その息の長さには、ただただ驚かされます! 1982年にメジャーデビュー。多くの球団を渡り歩きながら、メジャーでは23シーズンもプレーし、首位打者1回、シルバースラッガー賞5回、オールスターゲームには3度出場し、1991年にはMVPに輝いた実績を誇ります。
日本でも、1995年、1998年の2シーズン、千葉ロッテマリーンズに所属しました。なんといっても印象的なのは、バットを高く構えて、そのヘッドを投手に向ける、バッターボックスでの構え。子どもから大人までも、「あの構えから打てるのか?」とよくモノマネをしました。あの独特なスタイルは、イラストのように今も健在です。
今季のBCリーグ開幕戦では、代打で出場し、打点を記録しました。
まだまだ、この先も現役で活躍し続けてほしいな、と思います。
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絵と文=横山 英史(よこやま・ひでし) /1980年生まれ。野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描いた作品なども制作。
このコーナーでは、イラストのリクエストや感想も募集しております。よろしかったら下記のアドレスまで。
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