第二十九回/岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)
イラストレーター・横山英史と申します。このコーナーでは、ベースボールを題材にして、それをイラストで表現しています。
岩瀬仁紀(中日)投手が4月18日の対ヤクルト戦(神宮)でセーブを記録し、NPBでは前人未到の通算350セーブに到達しました! 1999年のプロ入り、2004年に本格的にクローザーに転向してからの10年間で1つずつ積み上げてきた素晴らしい記録だと思います。
シーズン最多の46セーブ、史上初の3年連続40セーブなどのNPB記録に、最多セーブ投手に輝くこと5回、最優秀中継ぎ投手が3回のタイトル獲得実績。そして、今もなおNPB記録の更新を続けている、入団1年目から14年連続50試合登板。大きなケガがなくコンスタントに活躍し、チームの勝利に貢献し続けている姿は尊敬に値し、これも一つの才能だと感じています。
今回のイラストは、岩瀬投手の投球時の表情を2等身のイラストで描きました。ベテランクローザーが積み上げていくセーブの記録はどこまで伸びていくのでしょうか。
ゲームを締めくくる重要な役割の投手の偉大さを改めて感じた記録達成のニュースでした。
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絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。
このコーナーでは、イラストのリクエストや感想も募集しております。よろしかったら下記のアドレスまで。
w_yakyutaro@knuckleball-stadium.com
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