◆北海道日本ハムファイターズ
WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2016(12試合):6勝5敗1分
北海道新幹線とのコラボで「常盤グリーン」をメインカラーに使用。モデルに起用された大谷翔平は1勝1敗。
◆福岡ソフトバンクホークス
鷹の祭典2016(8試合):3勝5敗
「チャンピオンブルー」を着るも負け越し。限定ユニフォームが今季の苦戦の一因?
◆千葉ロッテマリーンズ
マリンフェスタ2016(6試合):3勝3敗
幕張の海を思わせるブルーのグラデーションユニ。涌井秀章が1勝1完封と活躍。
◆東北楽天ゴールデンイーグルス
EAGLE SUMMER 2016(5試合):1勝4敗
「イーグルサマー」としては2012年以来のストライプユニ。3連勝を2回止めるなど黒歴史的な匂いが…。
◆埼玉西武ライオンズ
ライオンズフェスティバルズ2016(31試合):15勝16敗
西武ドーム周辺の自然をイメージしたエメラルドのユニ。当初は28試合の予定も、成績が悪くなかったことで3試合追加。
◆オリックス・バファローズ
Bs夏の陣2016(7試合):2勝5敗
ほかにも限定ユニフォームイベントを行うオリックスだが、毎年恒例の「夏の陣」は振るわなかった。
◆広島東洋カープ
真赤激(3試合):3勝
今季のキャッチフレーズ「真赤激(まっかげき)」をモチーフにしたユニフォームでDeNAを3タテ。CSで対戦することになったら、その際も着てみてはどうか。
◆読売ジャイアンツ
橙魂2016(7試合):3勝4敗
恒例となったオレンジ1色ユニでの試合は、高木勇人が最多の3試合に先発し1勝2敗。
◆横浜DeNAベイスターズ
YOKOHAMA GIRLS FESTIVAL 2016(3試合):3敗
2連敗後に迎えたこのイベント。風向きを変えることができず連敗を伸ばす結果に……。
◆東京ヤクルトスワローズ
TOKYO燕プロジェクト(3試合):2勝1敗
山田哲人が3試合で10打数5安打を放つなど、「燕パワー」の恩恵で勝ち越し。
◆阪神タイガース
ウル虎の夏2016(6試合):5勝1敗
まさにウルトラ級の成績。この後も着続けていたら下位に沈んだ今シーズンの結果は変わった!?
◆中日ドラゴンズ
昇竜2016(4試合):2勝2敗
この限定ユニフォームのときに昇ることはできなかったが、下がることもなく真横に飛んだ尾張の竜。
あらためて成績を眺めてみて、ひいきのチームの印象はいかがだろうか?
勝ち越しが3チーム、五分が2チーム、負け越しが7チームと涙を飲んだチームが多いが、ユニフォームが変わるだけで急にチームが強くなったら苦労はしないので、限定ユニフォーム試合は“楽しんだもの勝ち”という印象を受けた。
ちなみに筆者は、対象31試合で勝率ほぼ5割という西武の成績に目を丸くした。2ケタの借金を持つチームが、緑のユニフォームを着たときは少し強く見えるのである。そりゃ当初組まれていた28試合を行った後でも追加日程を組みたくなるわけだ。
文=森田真悟(もりた・しんご)