現在の東京都江東区にあった州崎球場は、各球団が使用していたおなじみのスタジアムだった。ただ、海岸沿いにあったため、海の影響を受けやすかったのが難点。1938(昭和13)年3月15日に行われた巨人対金鯱軍のオープン戦では、満潮でグラウンドが水浸しになり、試合が続行不能に。そんな環境だったため、1937(昭和12)年に後楽園球場ができて以降は試合数が激減。結局、数年後には取り壊されてしまった。