File.022逆足トス
テークバックを改善
■練習法/右バッターの場合、右足を前、左足を後ろにしたトスバッティング(左バッターはこの逆になる)。通常のスタンスとは逆の足で立つことになる。
■狙い/「テークバックでグリップが背中の後ろにまで入ってしまう選手の矯正です。通常は後ろの足を前にすることで、体を後ろにひねりづらくなります」(美笹中・酒井監督)
右足を前に置くことで、体をひねる範囲が狭まる。まずは、自分の体を動かして実感してみよう。テークバックが背中のほうまでどうしても入る選手は、ぜひ試してみてほしい。
■注意点/下半身の動きにつられて、グリップがピッチャー方向にいきがちだが、後ろ肩の前においてボールを待っておくこと。グリップがピッチャー方向に動いてしまうと「割り」の形が作れなくなり、ストレートと変化球の緩急に対応できなくなる。
▲右バッターは右足を前、左足を後ろにしてトスを行う。テークバックが背中の後ろにまで入ってしまうバッターの矯正法につながる
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