File.076メディシン投げ
上半身の強さを鍛える
■練習法/3キロのメディシンボールを使った、室内でのトレーニング。
仰向けに寝転んだ状態から、メディシンボールをイスの上に乗ったパートナーに投げるのが基礎メニュー。バスケットボールのチェストパスのイメージだ。寝た状態のために下半身の動きを使いづらい。腕の筋力アップに集中したメニューとなる。
続いて、3人一組のトレーニング。机にうつ伏せになり、パートナーが足を抑える。うつ伏せの選手は上体を左右にひねる勢いを使い、メディシンボールを投げる。右方向と左方向をそれぞれ行う。
■狙い/上半身の強さを養う。松島中・猿橋監督曰く、過度なウエートトレーニングがしづらい中学生には、3キロ程度のメディシンボールが適しているそうだ。ほかに、ピッチャートレーニングの中にメディシンボールを使ったサッカーのスローイングを取り入れるなど、メディシンを重宝している。
■注意点/ボールを投げるときはできるだけ高く、そしてできるだけ遠くに。この意識があるかないかで、トレーニング効果に差が生まれる。
▲体のひねりを使ってメディシンを投げる
▲パートナーに向かってメディシンを投げる
どんな練習か動画でチェック!
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