1(遊撃):京田陽太
2(二塁):亀澤恭平
3(中堅):大島洋平
4(一塁):ビシエド
5(三塁):福田永将
6(左翼):アルモンテ
7(右翼):平田良介
8(捕手):大野奨太
上位打線のつながりならば京田陽太→亀澤恭平→大島洋平の流れがよかった。昨季の亀澤と大島はケガで不在の時期もあったが、1年通してここが固定できれば、久々のAクラス入りが見えてくる。
クリーンアップは後半戦で火を噴いた福田永将がカギを握る。バランスを見るとフリースインガーが多いが、メンバー的には仕方ない。ナゴヤドームでもお構いなしで、一発攻勢で相手を圧倒するしかない。
ゲレーロの移籍で空いた外野にはアルモンテとモヤ、2人の両打ち助っ人が加入した。安定感では昨季メキシコリーグで打率.355、15本塁打、70打点を記録したアルモンテが上だが、モヤも長打力に長ける。いずれにしても両者ともに年俸5000万円とお買い得で当たれば大きい。
懸念は平田良介。昨季は右ヒザ痛に苦しみ、わずか66試合の出場に終わった。まずは下位打線で調子を取り戻して、徐々に打順を上げていってほしい。
1(遊撃):京田陽太
2(中堅):大島洋平
3(右翼):平田良介
4(一塁):ビシエド
5(三塁):福田永将
6(左翼):アルモンテ
7(二塁):亀澤恭平
8(捕手):大野奨太
平田が復調すれば、京田→大島の流れも見てみたい。亀澤は足は速いが盗塁が得意なタイプではなく、盗塁力では京田と大島が上位。ここ数年、中日は2番打者が流動的だが、大島であれば走攻守に安定しており、ハイレベルな2番打者になるはず。
そして平田を3番に置くことで自在に動きやすく、ビシエドも打席に集中できる。あとは福田、新助っ人で畳み掛けるだけだ。
ビシエド以降は現実的には三振の可能性も高いので、1番から1アウト以内のいい形で4番に回したい。それならこのオーダーがベストな気がするが、いかがだろうか。
文=落合初春(おちあい・もとはる)