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虎視眈々! 安定感のクルーズ(巨人)、打率.350のバティスタ(広島)ら2軍で好調の助っ人野手

2軍でも好調をキープし、1軍復帰を虎視眈々と狙うクルーズ(巨人)

 各球団、悲喜交々のGWが終わり、交流戦に向けて1軍戦力再編の時期がやってきた。

 切り札となるのはやはり助っ人勢だ。開幕では外国人枠などの諸事情に泣かされながらも2軍で好調をキープし、虎視眈々と1軍を狙う外国人選手を紹介しよう。

バティスタ(広島・内野手)


■2軍成績
22試合/打率.350(80打数28安打)/7本塁打/22打点

 復興したドミニカ・カープアカデミーの期待の星・バティスタ。昨年3月に来日し、育成契約を果たした25歳。怪力の持ち主としてキャンプでは注目を集めた。、現在は2軍で絶好調。カープの助っ人陣は層が厚いが、好調を維持してチャンスを待ちたい。


メヒア(広島・内野手)


■2軍成績
28試合/打率.310(100打数31安打)/3本塁打/21打点

 同じくドミニカ・カープアカデミー出身の新鋭・メヒアも好調をキープ。バティスタとともに支配下登録に迫っている。課題は守備向上。24歳とまだ若く、球団は日本人選手と同様にじっくり育成する構えだ。

クルーズ(巨人・内野手)


■2軍成績
19試合/打率.292(48打数14安打)/5本塁打/11打点

 マギーが好調で1軍昇格できないでいるが、クルーズはやはり大崩れしない。ギャレットがケガで不在の今、1軍に最も近い5人目の助っ人はクルーズで間違いない。


ジェンセン(ソフトバンク・内野手)


■2軍成績
25試合/打率.233(86打数20安打)/8本塁打/23打点

 デスパイネに次ぐ第二の大砲として獲得されたジェンセンもパワフルさを発揮。打率こそ上がらないが、8本塁打のパワーは本物だ。スアレスの負傷で現在1軍の外国人枠は1枠が空き。打率アップで交流戦デビューを目指したい。


ジョージ(オリックス・内野手)


■2軍成績
16試合/打率.333(48打数16安打)/0本塁打/12打点

 オーストラリア出身で24歳のジョージ。昨季はBCリーグ・新潟アルビレックスBCで打率.329、9本塁打を記録。ジャパニーズドリームをつかみたい大砲候補だ。2軍では4番を任され、着実に結果を残している。負傷のロメロの代役にはモレルが選ばれたが、依然外国人枠は流動的。早期の支配下登録もあり得る。

(成績は5月4日時点)


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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