《2015甲子園監督名鑑〜宮城代表》仙台育英を率いる佐々木順一朗監督
1959年、仙台市生まれ。選手時代は、東北高校では1976年夏の甲子園でベスト8に進出。早稲田大、NTT東北でも投手として活躍。1993年から仙台育英のコーチに就任して、1995年秋から指揮を執り、翌96年夏に監督として甲子園初出場。そこから春夏通算17回もチームを聖地へ導いている。2001年センバツでは、東北勢初の決勝進出、2012年には国体と明治神宮大会のダブル優勝と、東北地方はもちろん、全国的にも有名な名将といえるだろう。
「本気になれば世界が変わる」「運命を愛し、希望に生きる」がモットーで、選手の個性を重視。プロ球界にも多くの選手を送り出しており、育成力にも定評がある。選手からの信頼度は高く、県内外の指導者、野球関係者からも慕われている。今夏も佐藤世那や平沢大河、郡司裕也ら個性的な選手が多いなか、その手綱捌きにも注目だ。
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