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いよいよWBCの激闘が迫る! 侍ジャパン・日本ハムからの招集メンバーを徹底検証!


 WBC(3月7日開幕、3月22日決勝)が迫ってきた。すでにトップチームのメンバーが発表されており、代表選手は本番に向けて準備を進めているところだ。

 メンバー全員が注目選手ではあるが、今回は昨季に日本一を果たした日本ハムからの代表選手をピックアップして、過去の成績と今回のWBCでのポイントを確認していこう。

※公式発表された日本代表選手は1月12日現在

日本ハムから選出された代表選手の成績


■増井浩俊
【2016年シーズン成績】
30試合:10勝3敗/10セーブ/1ホールド/防御率2.44

【日本代表成績】
4試合:0勝0敗/防御率6.75
(2015年 プレミア12での成績)

 昨季は抑えから先発に転向して2ケタ勝利をマーク。ただ本人は再び抑えに戻る意欲を見せており、WBCでも貴重な抑えとして活躍が期待される。

■宮西尚生
【2016年シーズン成績】
58試合:3勝1敗/2セーブ/39ホールド/防御率1.52

 昨季はセットアッパーとして「陰のMVP」と呼ばれるほどの大活躍。左腕が少ない今回の代表メンバーにおいては、どの場面で宮西を使うかが鍵となる。

■大谷翔平
【2016年シーズン投手成績】
21試合:10勝4敗/1ホールド/防御率1.86

【2016年シーズン打者成績】
104試合:打率.322/22本塁打/67打点

【日本代表投手成績】
2試合:1勝0敗/防御率0.00
(2015年 プレミア12での成績)

 ご存知「二刀流」大谷の起用法が今大会の見どころのひとつだろう。投手なのか打者なのか。米メディアは「リリーフ投手兼打者が最適」と伝えたが、果たして?

■大野奨太
【2016年シーズン成績】
109試合:打率.245/5本塁打/35打点

 昨季はゴールデン・グラブ賞を受賞。リーグ2位の盗塁阻止率(.310)と、犠打31のつなぎの技が持ち味だ。

■中田翔
【2016年シーズン成績】
141試合:打率.250/25本塁打/110打点

【日本代表成績】
14試合:打率.367/本塁打3/打点17
(2013年 WBC、2015年プレミア12での通算成績)

 2015年のプレミア12では、8試合で打率.429、3本塁打、15打点と大暴れ。昨季のシーズン成績は侍ジャパンの4番を争う筒香嘉智(DeNA)にちょっと差をつけられてしまったので、今大会は再び存在感を見せつけるチャンス!


文=サトウタカシ (さとう・たかし)

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