カープの“背番号1”の記憶は、いつまでも…。前田智徳(広島東洋カープ)、現役引退/第50回
10月3日、マツダスタジアムでの広島vs中日の一戦は前田智徳選手の引退試合となりました。
プロ24年間最後の打席は投手ゴロ。そして、そのあと、ライトの守備につきました。引退セレモニーでのスピーチや、ナインからの胴上げされる姿も感動的でした。
「天才」と呼ばれた打撃力がありつつも、数々のケガ、故障が相次ぎました。しかし、何度も復帰し、その後も懸命にバットを振る姿が印象的でした。広島ファンだけじゃなく、多くの野球ファンから愛された選手がフィールドを去るのは、本当に残念なことです。イラストは、広島の“背番号1”が打席に立ち、ヒットを放つ姿をもっと見たかったという想いをこめて描いたものです。
前田選手の、そのバットスイング、横顔や後ろ姿なども記憶となってずっと心に深く残っていくと思います。
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絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。
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