暦の上でも12月。現役でプレーしている小中高生のみなさんも草野球選手も、試合や実戦練習からは少し離れて、基礎をやりこむ、もしくはトレーニングで体を鍛え直す時期になります。そこで、『週刊野球太郎』に掲載されている『「動画でわかる」実践!みんなのヤキュトレ』より、1人でも可能なトレーニングを紹介します。現役の小中高生球児は、チームメイトよりも1つ多く練習を積み、草野球プレーヤーは体が錆びつかないように動くことで、春からの実戦練習や試合に結びつけてほしいです。
今週は守備に関する練習を紹介します。今回紹介する練習は地味なもので、特に守備のフットワークは地味に反復あるのみ、という練習になります。しかし、この基本動作やリズム感が、守備の安定感につながっていきますので、小さなことをコツコツと鍛えていきましょう!
☆投手編
投げる系の練習のほとんどは「2人」が推奨されているものの、壁当てができる場所があれば、「壁」というパートナーとともに取り組んでください。特にこの時期は、たくさん投げるよりも、体の使い方を覚え直したいので、
File.036「イス立ち上がり投げ」や、
File.040「サイドステップスロー」をオススメします。
また、周りにネット、もしくはその代わりになるものがあれば、
File.039「囲みピッチング」でテークバックをコンパクトかつ見づらいフォームを作っていくことに挑戦してほしいです。