第8回 送りバント
たのんだぞ
送りバントで
俺は去る
強いチームに必要なもの。それは“自己犠牲の精神”です。
いくら個々の能力が長けていようとも、自分ばかりが目立とうとする選手が並んでしまうと、集団としての結びつきは薄れてしまいます。
皆で一丸となって、ひとつ先の塁を奪いにいくためには、“つなぎ役”も必要。
打球を転がし、自らがアウトになる間にチームメイトを確実に先のベースへ送る……そんな戦術も多用されています。
地味な役割に見えますが、この結果は“犠打”として、積み重ねた数が公式に記録されます。
文・イラスト=清水はるか(しみず・はるか)/元・高校球児の女性イラストレーター。都立高の硬式野球部出身。日本のプロ野球(主にパシフィックリーグ)が好きで、シーズン中は関東の球場に頻繁に出没。野球の絵本にチャレンジ中。
ブログ(http://mizuhalu.jugem.jp/)もやってます。
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