週刊野球太郎
中学、高校、プロ・・・すべての野球ファンのための情報サイト

次なる「中年の星」は誰だ? 今シーズン注目したいプロ野球界最年長選手


 昨年は山本昌(元中日)をはじめ、大量にベテラン選手が引退した年だった。年齢を感じさせない彼らの活躍に勇気をもらった中年世代も多かっただろう。

 2015年度の40歳以上のプロ野球選手を年齢降順で並べ、その動向を見てみよう。
(年齢は昨年末時点)


2015年度プロ野球選手年齢ランキング
(降順)


1位:山本昌50歳(投手/中日→引退)
2位:中嶋聡46歳(捕手/日本ハム→引退)
3位:斎藤隆45歳(投手/楽天→引退)
4位:谷繁元信45歳(捕手/中日→引退)
5位:和田一浩43歳(外野手/中日→引退)
6位:西口文也43歳(投手/西武→引退)
7位:谷佳知42歳(外野手/オリ→引退)
8位:小笠原道大42歳(内野手/中日→引退)
9位:三浦大輔42歳(★投手/DeNA)
10位:松中信彦42歳(内野手/SB→自契約)
11位:岩瀬仁紀41歳(★投手/中日)
12位:ケニー・レイ41歳(★投手/楽天)
13位:井口資仁41歳(★内野手/ロッテ)
14位:黒田博樹40歳(★投手/広島)
15位:高橋尚成40歳(投手/DeNA→引退)
16位:高橋由伸40歳(外野手/巨人→引退)
17位:井端弘和40歳(内野手/巨人→引退)
18位:川上憲伸40歳(投手/中日→自契約)
19位:倉義和40歳(★捕手/広島)
20位:松井稼頭央40歳(★外野手/楽天)
21位:福浦和也40歳(★内野手/ロッテ)
22位:岡島秀樹40歳(投手/DeNA→自契約)

オリ=オリックス
SB=ソフトバンク
自契約=自由契約
★=現役続行決定


投手最年長は三浦大輔、野手は井口資仁or松中信彦


 並べてみると、あらためてびっくり。なんと22人もの40代戦士がいた。しかし、このうち14名が引退もしくは自由契約。現役続行が決まっているのはたったの8人だ。

 投手最年長は「ハマの番長」こと三浦大輔(今年43歳)、野手最年長は井口資仁(同42歳)。もし松中信彦の所属が決まれば、松中が同43歳で最年長という構成になる。

 今年引退した最年長は投手・山本昌(50歳)と捕手・中嶋聡(46歳)。三浦はあと7年、井口はあと4年、現役を続行すれば彼らに追いつくことになる。


今年40歳を迎える「不惑」の戦士たち


 多くのレジェンドが去ったが、もちろん新しく40代に仲間入りする選手たちもいる。

相川亮二(捕手/巨人)
川井貴志(投手/楽天)
福原忍 (投手/阪神)
新井貴浩(内野手/広島)

 川井、福原あたりは若手時代を見ているとまったくのノーマーク。「まさか40歳まで現役をやるとは思わなかった」というファンも多いだろう。

 この4人を足して、40歳以上のNPB戦士は計12人。昨年から10人も数が減ったが、このまま世代交代が球界のトレンドになるのか、はたまた30代後半の選手が踏ん張りを見せて数を持ち直すのか。

 オジサンたちと若手・中堅のテリトリー争いにも注目していきたい。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします
本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.32 2019ドラフト直前大特集号 好評発売中
おすすめ特集
2019ドラフト指名選手一覧
2019ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方