千葉マリンスタジアムで行われたロッテ対オリックスで快記録が生まれた。オリックス先発の野田浩司は9回を完投。162球を投げ、ロッテ打線から奪った三振は19個。センターからホームに吹く同球場名物の強風が、バックネット裏の壁に当たってフォークのキレをより一層、引き立てた。普通であれば勝ち投手になってもおかしくない内容ではあったが、野田は最終回に同点に追いつかれ、勝ち投手になることはできなかったのだ。