■2017年成績(韓国)
119試合:打率.339/37本塁打/111打点/10盗塁/OPS1.075
期待度第1位は間違いなくこの男。キャンプから絶好調をキープし、打撃練習では推定150メートル弾でバックスクリーンを破壊。実戦でも2月末までの6戦で10打点を記録し、上々の滑り出しを見せている。
弱点と推測されていた外角スライダーにもバットが止まり、他球団も警戒を強めている。ハイペースな調整が気がかりだが、阪神の新助っ人はこのくらいでちょうどいいはず。
■2017年成績(3A)
93試合:打率.326/24本塁打/87打点/0盗塁
日本ハムでポスト・大谷翔平を任されそうなのはアルシア。26歳の若さながら2013年にはメジャーで14本塁打、2014年には20本塁打を放っており、パワーは十分。2015年に不調に陥り、2016年は4球団を旅したが、2017年に3Aで復調。出番を求めて日本にやってきた。
母国ベネズエラとアメリカ間の行政トラブルもあり、2月21日まで来日が遅れたのがやや気になるが、ゴールデンウイーク頃にはしっかり仕上がってくるはずだ。
■2017年成績(メキシコ)
109試合:打率.355/15本塁打/70打点0盗塁
森繁和監督が直々に発掘した森チルドレン。本格的な両打ち大砲で右打席でも左打席でも本塁打を打てる。特に左打席が得意で詰まってもスタンドに押し込むパワー有り。3A級のメキシカンリーグで高打率を記録しており、対応力も高そうだ。
■2017年成績(3A)
116試合:打率.264/16本塁打/67打点/3盗塁
成績はやや下降線を描いているが、ロッテの主砲候補のドミンゲスも実績あり。2013年にメジャーで21本塁打、2014年に16本塁打を放っている。
■2017年成績(3A)
116試合:打率.246/24本塁打/76打点/4盗塁
第二のオコエとして注目を集めるディクソンにも期待。3Aで3年連続2ケタ本塁打。2016年には打率.328をマークし、昨季はメジャーデビューも果たした。ペゲーロ、ウィーラー、アマダーの3助っ人の離脱時に結果を残し、1軍に食い込みたい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)